人気ドラマ『THIS IS US/ディス・イズ・アス』は、ファイナルシーズンの撮影が終盤へ向かっているが、2人のキャストが"思い出の記念品"を巡って争奪戦を繰り広げることになりそうだ。英Digital Spyが伝えている。
『THIS IS US』は両親のジャックとレベッカ、そしてケヴィン、ケイト、ランダルの3人の子どもたちが織りなす家族関係や悲喜こもごもの人生が、過去と現在、未来を交差させながら描かれるヒューマンドラマ。
マンディ・ムーアが演じるレベッカは元歌手志望で、ピアソン家にはピアノがあり、時々レベッカがピアノを演奏したり歌うシーンが劇中でフィーチャーされている。米トーク番組『Jimmy Kimmel Live』に出演したマンディが、そのピアノを番組出演の記念品として持ち帰りたいと思っていたら、「すでにピアノを狙っている人が、何人かいるような気がするの」と、他のキャストも同じ物を狙っていることがわかったと明かしている。
そのうちの一人は、レベッカの歌唱力を引き継いだ娘ケイトを演じるクリッシー・メッツ。彼女もピアノを欲しがっていると知ったというマンディは、「私たちは、"親権"を共有しなくちゃいけないかもしれない。小道具の担当者に100ドル札を握らせなくちゃね」と、ユーモアを交えながらコメント。
またマンディは、ファイナルシーズンの撮影が終わりに近づくにつれ、キャスト一同がシリーズの終了について受け入れ始めているとも明かしていた。
全18話となるファイナルシーズンは米NBCにて第8話まで放送されており、残すところ10話に。世界中のファンに愛され、数多くの賞を受賞した傑作シリーズの終了は非常に残念だが、キャストは映画版やスピンオフに意欲を見せているため、もしかしたらピアソン家の歴史は今後も続いていく可能性があるかもしれない。
『THIS IS US/ディス・イズ・アス』ファイナルシーズンは、NBCにて毎週火曜に放送中。(海外ドラマNAVI)
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『THIS IS US/ディス・イズ・アス』© 2021 20th Century Studios.