『007 スカイフォール』の脚本家たちが、エロチックSF映画『バーバレラ』のリメイクに参加!

世界的な大ヒットとなった映画『007 スカイフォール』をはじめ、5作品のボンド映画を手がけてきた脚本家のニール・パーヴィスとロバート・ウェイド。この二人が、エロチックSF映画『バーバレラ』のリメイクTVシリーズに参加することになった。

『バーバレラ』は、ジャン=クロード・フォレ作のコミックを原作に、ロジェ・ヴァディム監督、主演ジェーン・フォンダにより、1968年に初公開された映画。紀元4万年、地球大統領からの指令を受け、宇宙破壊光線の発明者を捜しに出たセクシーヒロイン、バーバレラは、奇妙な惑星でめくるめく性の冒険をくりひろげる。

今回のリメイクは、フランスの大手スタジオ・ゴーモンがロサンゼルスに設立したゴーモン・インターナショナル・テレビジョンと、オリジナル版の製作を手がけたディノ・デ・ラウレンティスの妻マルタの主導により進められている。また、製作総指揮ならびにパイロットの監督は、映画『ドライヴ』のニコラス・ウィンディング・レフンが務める。

二人の脚本家の参加について、レフンは「ニールとロバートが『バーバレラ』を私とともに立ち上げ、脚本を書いてくれることに本当にワクワクしています。私たちの創造性を組み合わせることで、セクシーであるとともに人々を魅了する番組がきっと生まれることでしょう」とコメント。また、脚本家のウェイドは、「(バーバレラは)つねに魅力的で超越した存在。レフン氏とともに、彼女の旅路を再創造することに胸を高鳴らせています」と語っている。

これまでリメイクの話が何度も立ち上がっては消えていた『バーバレラ』だが、実力派の脚本家たちが参加することでいよいよ現実味を帯びてきたようだ。バーバレラに性的絶頂を与えたオルガンを、ぜひ、リメイク版にも登場させてほしい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『バーバレラ』
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