名探偵シャーロック・ホームズが現代のロンドンで活躍するクライム・サスペンス『SHERLOCK/シャーロック』。今秋からシーズン3の放送が予定されているが、ついに最終話のタイトルが明らかになった。
英Digital Spyによると、新シーズン最終話の脚本は製作総指揮のスティーヴン・モファットが担当。「His Last Vow」というタイトルで、ホームズの引退作として知られるコナン・ドイルの原作「最後の挨拶」(原題「His Last Bow」)をベースにしたエピソードになるとのことだ。監督には『ドクター・フー』のニック・ハランが抜擢されており、撮影はあと2週間ほどで開始される模様。
ちなみに、シーズン3第1話は原作「空き家の冒険」(原題「The Empty House」)をベースにした「The Empty Hearse」、第2話は原作「四つの署名」(原題「The Sign of Four」)をベースにした「The Sign of Three」というタイトルになると報じられている。
実は、以前からファンの間では、最終話のタイトルが「最後の挨拶」にちなんだものになるのでは...とウワサされていた。原作では、引退して田舎に引っ込んでいたホームズが、スパイ逮捕に乗り出すという話なので、もしかしてホームズが海外に飛び出す可能性アリ!?もう1つ気になるのが、この作品は、ホームズの世界において最後の事件として描かれていることだ。とは言え、すでにシーズン4の製作が決まっているだけに、"最後"ということはないと思うが...。さて、ホームズがどんな運命をたどるのか、シーズン3も目が離せなくなりそうだ。
Photo:『SHERLOCK/シャーロック』
(c)Colin Hutton/Steve Brown (c)Hartswood Films 2012