「もし僕がケガをさせたら、世界中のヒュー・ジャックマンのファンに殺される!」真田広之が二人の対決シーンを語る! 『ウルヴァリン:SAMURAI』記者会見

昨夜のジャパンプレミアの余韻もさめやらぬ本日午前、東京・目黒雅叙園にて、『ウルヴァリン:SAMURAI』の記者会見が行われ、本作に出演したヒュー・ジャックマン、真田広之、TAO、福島リラ、そしてジェームズ・マンゴールド監督が登場した。

本作で、ヒュー演じるウルヴァリンと真田が演じるシンゲンが、一対一のガチバトルを繰り広げる場面が見どころの一つとなっている。これについて話が及ぶと、ヒューは「真田サンとのバトルはむしろ安堵感すら感じた。でも彼は日本の国宝のような人でしょ? 彼を傷付けなくてホットしたよ。僕は過去にこの爪で二人殺しているし、自分も15回くらい刺してるからね!」とジョークを交えつつ語った。すると「それをいうならヒューはオーストラリアの国宝だから! しかもヒューは上半身裸なので、フルスピードでのバトルは本当に気を使いましたよ。もし彼にケガをさせたら世界中のヒューのファンに殺されるか、もしくは僕がこの役をおろされるか...」と返すと、ヒューをはじめ、場内が笑いの渦につつまれた。

とはいえ、「ヒューとの闘いは、組手の一手一手にお互いの感情が込められている気がした。バトルシーンというより、むしろ二人のダンスシーンのようなグルーブ感すら感じた。一俳優としてヒューと組めて本当に幸せだった」と語る真田の言葉に、同じ想いを感じたようにうなづくヒュー。これまで様々な作品でバトルシーンを演じてきた巧者同士だからこそわかりあえる何かがあったようだ。

『ウルヴァリン:SAMURAI』は、9月13日(金)からTOHOシネマズ、日劇ほか全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)