デヴィッド・フィンチャー監督×ケヴィン・スペイシーが贈る本格派政治サスペンス『ハウス・オブ・カード 野望の階段』。エミー賞では、ネットドラマで史上初となるドラマ部門監督賞(デヴィッド・フィンチャー)ほか全3部門を受賞した。米Netflixにて2014年からシーズン2がスタートするが、その前にシーズン3製作の話が早くもささやかれ始めている。
Netflixのチーフ・コンテンツ・オフィサー(コンテンツマーケティングの総責任者)であるテッド・サランドス氏が、10月26日、米Deadlineに同シリーズの展望について語った。
「同社は、このシリーズの続行を希望しています。現在のところ26話(2シーズン分)の契約ですが、2シーズンで終了することは私たちの意向ではありません」とNetflix側はさらにシーズンを重ねていきたい考えを表明した。さらにサランドス氏は、「現在、話し合いを進めています。ですので、ぜひ、引き続きご注目を」と付け加え、シーズン3更新に向けて動いていることを明かした。
オリジナルドラマに力を入れているNetflixは、他にも新ドラマを展開している。『ハウス・オブ・カード』に続いて打ち出した、女性刑務所を舞台にしたコメディ『Orange Is the New Black』も評価が高く、人気を集めている。ますますネット発のドラマの行方に注目が集まりそうだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ハウス・オブ・カード』
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