アメリカでは2年前から、日本アニメ『宇宙戦艦ヤマト』(英語タイトル:『Star Blazers』)を実写映画化する企画が進んでいる。この実写映画で、『誘拐犯』『アウトロー』のクリストファー・マッカリーが監督を務めることが決まった。

脚本家・監督として活躍するマッカリーは、『ユージュアル・サスペクツ』でアカデミー賞脚本賞を受賞し、『ジャックと天空の巨人』や、現在製作中の『Edge of Tomorrow』(日本の小説『All You Need Is Kill』の映画化作品)などの脚本に参加。『アウトロー』では監督も兼任した。『Star Blazers』の実写映画では、企画発表時から脚本を担当することが決まっていたが、今回、新たに監督としても起用されることが明らかになった。

『ワルキューレ』『アウトロー』で主演・製作のトム・クルーズと仕事をともにしたマッカリーは、『ミッション・インポッシブル』シリーズの最新作となる5作目でも、監督を担当することが決まっている。

なお、『Star Blazers』実写映画の製作会社は、これまでに『ワールド・ウォーZ』『スター・トレック イントゥ・ダークネス』といった大ヒット映画を手がけてきたスカイダンス・プロダクションズ。

日本ではこの夏、リメイク版アニメ『宇宙戦艦ヤマト2199』がついに完結したが、2010年には、山崎貴監督・木村拓哉主演による実写映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』が公開されたことも記憶に新しい。マッカリーの手がける実写映画は、この日本版とどのように異なる仕上がりになるのだろうか。(海外ドラマNAVI)