【ネタばれ】『キャッスル』70年代を再現したエピソードを放映!

売れっ子推理小説作家とニューヨーク市警の美人刑事の名コンビが、犯罪ミステリーを解き明かす米ABCの大人気ドラマ『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』。現在アメリカではシーズン6が放映されているが、先日放映された第20話は、1970年代を再現するという趣向をこらしたエピソードだったことがわかった。

(以下、ネタばれを含みますので、ご注意ください。)

米TV Guideによると、「That "70s Show」というタイトルのこのエピソードは、1978年に行方不明となったギャングの遺体が見つかり、キャッスル(ネイサン・フィリオン)とベケット(スタナ・カティック)が事件解決に挑む、というストーリーで、解決の鍵となる事件の目撃者は、病的に70年代に固執しているのだとか。そしてキャッスルは、生きた情報をその目撃者から得るため、すべてを70年代風に変えてしまうという突拍子もない作戦にでるという。

ニューヨーク市警のオフィスからはコンピューターが取り払われ、タイプライターが復活し、ベケットをはじめ殺人課の刑事たちも70年代のファッションに身を包むという念の入れようだ。

「ベケットは当初、その作戦に乗り気じゃなかったの。でも、キャッスルが、何かと干渉する母マーサの目を、ベケットとの結婚からそらせるのに都合がいいと説得するのよ」と語るベケット役のスタナも、ベルボトムのジーンズにディスコ風のガウンで登場するという。

「70年代コスチュームは、視聴者の皆さんに純粋に楽しんでもらえたら嬉しい。みんな、すごく凝っていて、撮影中は共演者の誰がどれだか半分もわからなかったくらいよ。エスポジートは口ひげにアフロヘアー、ライアンはぼさぼさの金髪のカツラをつけていたわ。まるで、ホール&オーツ(70年代にブレイクしたポップスデュオ)みたい!」と、一風変わったエピソードを心から楽しんだ様子のスタナ。出演者の変身ぶりをぜひともチェックしてみたい!

『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』シーズン5は、FOXにて毎週金曜23:00~放送中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』
(c)ABC Studios.