今秋よりシーズン11が始まる米ABCの大人気医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』。この新シーズンでは、メレディス(エレン・ポンピオ)の存在が、アレックス(ジャスティン・チェンバース)とジョー(カミーラ・ラディンソン)の交際に影を落とすかもしれないと、番組ショーランナーのションダ・ライムズが語っている。
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ライムズは、米TV Lineのインタビューで、「シーズン11は、誰もが想像もしなかった三角関係を目にすることになるわ」と爆弾発言。メレディスとアレックスが一緒に過ごす時間が急激に増え、なかなか進展しないジョーとアレックスの関係にとって、メレディスは厄介な存在になるのだとか。
しかし、この二人の急接近には理由があるという。それは、シーズン10を最後に番組を離れた、メレディスの親友クリスティーナ(サンドラ・オー)だ。ライムズは、「アレックスは、クリスティーナにメレディスの世話を任されたと思っているのよ。メレディスは、親友との別れ、夫デレク(パトリック・デンプシー)との不仲、シーズン10の最終話で登場した腹違いのきょうだいの存在などでとても混乱しているわ。でもこれまでのように、クリスティーナとデレクは彼女の話を聞いてくれないの」と、メレディスが心を開いて話せる相手を探していることを明かした。
なんといっても、メレディスとアレックスは、番組スタート時のインターンの最後の二人だ。ライムズは、「そこでアレックスは、不本意ながらも、クリスティーナのように、時にものすごくおかしな方法で、メレディスの話に耳を傾けるようになるの。そして、これまで以上に近い存在になる」と、意味ありげに語った。
クリスティーナというオリジナルのキャラが去り、今後のストーリー展開に大きく変化がありそうな『グレアナ』シーズン11。まだまだ見どころが満載のようだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:『グレイズ・アナトミー』(C)ABC Studios