アカデミー賞脚本賞に輝いたコーエン兄弟の名作『ファーゴ』の世界観はそのままに、新たなアレンジでよみがえった米FXの大人気ドラマ『FARGO/ファーゴ』。昨年6月に終了したシーズン1とは役者を一新するという、待望のシーズン2の詳細が明らかになった。米Entertainment Weeklyなどが報じている。
シーズン2は、シーズン1より30年ほどさかのぼった1979年が舞台となる前日譚。シーズン1で登場した警官モリー(アリソン・トルマン)の父親ルー・シルヴァーソンが、ベトナムから戻り地元のギャングとそのシンジケートの捜査を始めるところから物語が展開していくという。シーズン1でキース・キャラダインが演じたルーの若き日を、『エンジェルス・イン・アメリカ』のパトリック・ウィルソンが演じることが決定したようだ。
FXの社長ジョン・ランドグラフ氏は、「シーズン2は、とてつもなく無秩序だ。さらにユーモアに富みコメディ要素が増えるけれど、時にシリアスにもなるからね。舞台となる1970年後半は、ロナルド・レーガン元大統領が、最初に大統領選挙を戦った頃だ。レーガン元大統領も、登場キャラの一人だよ」と、気になるシーズン2の内容を語っている。
『スパイダーマン』シリーズで知られるキルステン・ダンストと『ブレイキング・バッド』のジェシー・プレモンスの出演もすでに決定している『FARGO/ファーゴ』シーズン2。10話からなる待望の新シリーズは、間もなく撮影が開始され、今秋に放映予定だ。(海外ドラマNAVI)
Photo:『FARGO』
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