『バトルスター・ギャラクティカ』世界の住人になりきる「ライブRPG」イベントが、ドイツの戦艦にて開催

機械生命体サイロンによって絶滅寸前にまで追い込まれた人類の逃避行を描き、高い評価を浴びたSFドラマ『バトルスター・ギャラクティカ』。本作を題材にして、退役したドイツの駆逐艦を舞台に、「ライブRPG(LARP)」と呼ばれるイベントが開催されることをThe Vergeが伝えた。

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ライブRPGとは、現実世界で参加者自らがファンタジー世界などのキャラクターになりきる、ロールプレイング・ゲームのこと。キャラクターの扮装をした参加者が、一定のルールのもとにゲームを進行させるというもので、海外で隠れた人気を集めている。

「Projekt Exodus」と呼ばれる今回のイベントは、現地時間2月4日(水)にスタートし、5日間にわたって80人のプレイヤーが参加する。「ヘスペリオス」という名の宇宙貨物船が脱出ポッドを回収して、人類とサイロンの戦いに巻き込まれるという設定で、舞台として選ばれた退役艦は、まさにゲームの舞台としてうってつけといえそうだ。

主催団体のTwelve Coloniesは、2年前にもスウェーデンの戦艦で同様のイベントを開催して、成功をおさめているとのこと。さらに今回は、ドイツ連邦政治教育センターの出資を受けることで、『バトルスター・ギャラクティカ』の物語構造を分析するとともに、自由と安全、人道主義といった政治的テーマを探求する、といった教育目的も含んでいるということだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:BATTLESTAR GALACTICA Season4
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