のちにバットマンの協力者となる若きゴードン刑事（ベン・マッケンジー）の目を通して、バットマン誕生に至るまでの過去を描く米FOXの新作ドラマ『GOTHAM／ゴッサム』。本作で、あの有名な悪役が意外に早く登場するかもしれない。
（以下、作品のネタばれを含むので注意！）
『GOTHAM』は当初、16話分の製作が予定されていたが、ヒット作となったことから、FOXはさらに追加の6話分をオーダーした。この追加分を利用して、ショーランナーのブルーノ・ヘラーは、最も有名な悪役であるジョーカーの存在を垣間見せることにしたと、TV Guideのインタビューで話している。
「（ジョーカーについては）もう少し待ってくださいと私たちは言っていたんですが、ここはアメリカですからね。誰も待ちたがらない。だから彼の物語の表層だけやることにしたんです。扉を軽くノックする程度に」。というわけで、ジョーカーの物語に深く立ち入るわけではないようだ。
また、すでに番組開始時点から登場しているエドワード・ニグマ（コリー・マイケル・スミス）が、悪役リドラーに変化していく過程も描かれていくとのこと。「ペンギン（ロビン・ロード・テイラー）はどう転んでも今の道をたどることになる人物でした。一方、ニグマは悪役に変わっていく人物で、その変化がシーズン1の後半から始まるのです」
本作ではこのほか、スケアクロウやレッドフードなどの悪役が導入されるほか、のちにバットマンの相棒となるロビンの両親も登場する予定。原作コミックでおなじみの世界観が、徐々に形作られていきそうだ。
『GOTHAM／ゴッサム』はこの春AXNにて日本独占初放送。また、夏には、ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントよりブルーレイ＆DVDリリース／デジタル配信を開始する。（海外ドラマNAVI）
Photo：『GOTHAM/ゴッサム』
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