メリル・ストリープ&リラ・クロフォード来日! 映画『イントゥ・ザ・ウッズ』来日会見

"おとぎ話の主人公たち"の、その後を描いた映画『イントゥ・ザ・ウッズ』。ジョニー・デップやエミリー・ブラント、アナ・ケンドリックなど、人気俳優たちの共演でも話題となっている本作で魔女役を務めるメリル・ストリープと、赤ずきん役のリラ・クロフォードが3月5日(木)にザ・リッツ・カールトン東京で行われた来日記者会見に出席した。

本作でラプンツェルを溺愛する魔女を演じたメリルは、これまで数々の名作に出演し、アカデミー賞をはじめとした数々の受賞歴を持つが、実は魔女役は今回が初めて。これまでも魔女役のオファーはあったというが、それらを断ってきた理由について「今まで、私は若すぎていい人すぎたから」と茶目っ気たっぷりに答えると、「この映画の主人公は何かを欲していて、全てを犠牲にしても手にしたいものがある。魔女は何よりも娘を愛していて、絶対に失くしたいという思いが強い。でも、その思いが過度に強すぎる。(娘に対して)過保護になってはいけないけれど、彼女の気持ちには共感できた」と本作のオファーを受けた理由を語った。

一方、本作が映画初出演となるリラ。オオカミ役のジョニーとの共演について「一番大好きな俳優を聞かれる度に、彼の名前を答えていたくらい大ファンなので、信じられない思いだった」と満面の笑みで振り返り、さらに、「撮影中に葉っぱが入ったバケツが落ちてきて、葉っぱまみれになった時、ジョニーがオオカミの長い爪をつけたまま、一枚ずつ髪の毛についた葉っぱをとってくれたんです。世界の終わりから始まりというぐらい長く感じた時間だった」と、憧れの俳優とのとっておきのエピソードも明かした。

また、リラは今回の初来日について、「5歳の頃から日本に魅力を感じていて、ずっと来たいと思っていた」と喜びいっぱいの様子。「浅草寺にも原宿にも行った。本物の日本の寿司を食べて、アメリカのものとは比べ物にならないくらいおいしかった。文化的な違いを吸収しているすばらしい時間」と日本での思い出を笑顔で話していた。

本作は、スティーヴン・ソンドハイムのロングラン・ミュージカルをディズニーが映画化した、大人のためのミュージカル映画。シンデレラやラプンツェル、赤ずきんたち、願いを叶えたはずのおとぎ話の主人公たちを待ち受けていた驚くべき運命を描く。

ディズニー最新映画『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)よりロードショー(海外ドラマNAVI)

Photo:映画『イントゥ・ザ・ウッズ』来日会見 メリル・ストリープ&リラ・クロフォード