"車椅子の天才物理学者"スティーヴン・ホーキング博士の半生と、彼を支え続けた妻との純愛を描くヒューマン・ラブストーリー『博士と彼女のセオリー』。第87回アカデミー賞では、主演ホーキング博士を演じるエディ・レッドメインが主演男優賞を受賞したことでも話題となった本作だが、別の視点から注目したいのが、共演のフェリシティ・ジョーンズの本編での可憐なファッションだ。
フェリシティといえば、本作でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたほか、『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフ作品の主演に決定したという報道もされるなど、今もっとも注目を集める女優の一人。本作では、ホーキング博士を献身的に支える妻・ジェーンを熱演した。
そんなフェリシティは、アカデミー賞授賞式でも、そのオシャレなドレス姿で話題となった。彼女が選んだのは、"アレキサンダー・マックイーン"のライトグレー色のドレス。エレガントで落ち着きのあるそのドレスは、新たなファッションリーダーの誕生を予感させる佇まいだった。
本作での彼女の衣装の数々も真似したくなるようなものばかり。物語の舞台に合わせて、1960年代〜80年代にかけての英国服飾スタイルが取り入れられている。特に、ホーキング博士とジェーンがメイ・ボールに行くシーンでは、夏っぽい色合いのパステル調のドレスはフェリシティによく似合い深い印象を残す。
ほかにも、ストライプのワンピースに同系色のカーディガンを重ねたワントーンコーデ、小振りなパールのネックレスなど、上品で華やかでかわいいファッションの数々は日常的に使える小ワザが満載。プロの衣装担当者による細やかな配慮が施されたフェリシティのファッションスタイルにも注目して観ると、本作の楽しみは倍増することは間違いないだろう。
映画『博士と彼女のセオリー』は、3月13日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:『博士と彼女のセオリー』
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