2013年11月、交通事故のため急逝した人気俳優ポール・ウォーカー。彼の代表作『ワイルド・スピード』シリーズの最新作『ワイルド・スピード SKY MISSION』 で、亡きポールのボディダブル(替え玉)を務めた弟コーディー・ウォーカーが、初の大役に抜擢されたことが明らかとなった。
【関連コラム】『ザ・パシフィック/The Pacific』で考える 米TVドラマが描く戦争
米E!Onlineによると、コーディーが準主役に抜擢された映画は、マリオ・ヴァン・ピーブルズ監督がメガホンを取る、実話をもとにした作品『USS Indianapolis:Men of Courage』。第二次世界大戦で、日本に投下されることとなる原子爆弾をテニアン島へ輸送した、米海軍ポートランド級重巡洋艦を舞台に、コーディーは、必死で戦火を生き延びようとする海軍兵士を演じるとのこと。
コーディーのほか、任務の指揮を取り、部下の士気を鼓舞し続けるチャールズ・マクベイ艦長をニコラス・ケイジ(『ザ・レジェンド』)が演じ、トム・サイズモア(『パール・ハーバー』とトーマス・ジェーン(『パニッシャー』)、マット・ランター(『新ビバリーヒルズ青春白書』)といった人気俳優も顔を揃えている。
コーディー自身も、時代物映画で初の大役を演じることに興奮している様子で、彼の公式Facebookページには、撮影現場でキャストやスタッフと記念撮影した写真が数枚投稿されている。さらに、『ワイルド・スピード』シリーズの次作となる『Furious 8』では、ポールが演じたブライアン・オコナーの兄弟だと思われるジャック・オコナー役を、コーディーが演じるとの噂も浮上している。まだ27歳と若く、ポールにソックリなイケメンだけに、亡き兄の後を継いでハリウッドで活躍してくれることを期待したい。(海外ドラマNAVI)
Photo:コーディー・ウォーカー
(C)PA Photos/amanaimages