「アベンジャーズ」「スパイダーマン」「X-MEN」などの作品で数多くの超人気キャラクターを生み出しているマーベルが新たに放つヒーロー、デアデビル。NetflixオリジナルのTVシリーズ『デアデビル』は、日本では9月2日(水)より独占配信開始となるが、それに先駆けて特別映像が解禁された。
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全13話にわたって、「善と悪の境界線」という重厚なテーマや、痛々しいほどリアルなアクションを交えながら、マーベル屈指の人気ヒーローの誕生を描く本作。この特別動画の中で、主演に抜擢されたチャーリー・コックス(『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』)は「本当に素晴らしいストーリー展開になっているよ!」と絶賛している。
本作は、Netflixだからこそ描くことができた、観る者の胸に突き刺さるエモーショナルなドラマ、本格アクションとクライム・サスペンスという組み合わせが話題を呼び、全米評論家サイト「Rotten Tomatoes」のトップ批評家による評価で98%という驚異的な満足度を記録。ドラマの枠を越えた傑作として、世界中で人気を博している。原作は、アメコミ界の巨匠スタン・リーが描く同名タイトル。1964年の登場以来、コミック「シン・シティ」「300 <スリーハンドレッド>」のフランク・ミラーも制作に加わり、50年以上も愛され続けている名作だ。
舞台は無数の欲望が渦巻くニューヨークのスラム街ヘルズ・キッチン。幼い頃に不慮の事故で視覚を失った代わりに、超人的感覚を手に入れたマット・マードック(チャーリー・コックス)は、昼は盲目の弁護士として働き、夜は極限まで鍛え上げた身体能力を武器に、クライム・ハンター"デアデビル"として、法では裁き切れない悪に立ち向かう。常に「正義の行いとは何か」という葛藤を抱き、肉体も精神もボロボロになりながらも孤独な戦いを続けるマットが、次第に巨大な敵の正体へと迫っていくストーリーだ。
ドラマで使用されているコスチュームは、コアなファンが多いフランク・ミラーの「DAREDEVIL:The Man without Fear」からインスパイアを得ており、エピソードの前半は、原作通り黒いスーツに身を包むこだわりよう。そして激しいアクションが多い本作を演じるに当たって、主演のチャーリーは別インタビューで、「ジムに通って、トレーニングをみっちり受けたよ。マーシャルアーツもスタントも訓練をしてね。さらに、僕が演じるマット・マードックは盲目という設定だから、アクションシーンで彼が何かに反応する時は、頭の動作に意識をしている。例えば、背後から誰かが接近した時は、その人物の方向を見ることなしに対応する。もちろん、実際の撮影では役者は目を使っている。だけど、目が見えないという設定を常に意識しているんだ」と語っている。彼はまた、「それまでに読んだどのドラマの脚本よりも素晴らしかった。スーパーヒーローを題材にしたドラマが、テーマやトーンという面において、ここまで洗練されたものになりえるということに驚いたよ。さらに、今ノリにノッているマーベルと仕事がしたかったんだ(笑)」と、憧れのマーベル作品に出演する喜びも口にしている。
今回解禁された動画には、チャーリーの他に、『LAW & ORDER クリミナル・インテント』のヴィンセント・ドノフリオ、『シン・シティ 復讐の女神』のロザリオ・ドーソンなど共演者のインタビューも収録されている。重厚感あふれるドラマの映像もたっぷりだ。
シーズン2の2016年配信も決定している『デアデビル』は、Netflixで9月2日(水)より全13話が配信開始となる。(海外ドラマNAVI)
Photo:デアデビル
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