今年、生誕125年を迎えたミステリーの女王、アガサ・クリスティー。彼女が生んだ探偵として、ポワロ、マープルと並んで愛される「おしどり探偵」ことトミーとタペンスのTVシリーズ『アガサ・クリスティー トミーとタペンス -2人で探偵を-』(全6回)が、10月18日(日)よりNHK総合で放送される。
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1920年代から50年にわたって書き続けられた同シリーズのうち、特に人気の高い「秘密機関」と「NかMか」を英BBCがドラマ化。戦後の復興期から東西冷戦の1950年代に時代を設定し、冒険好きの妻タペンスと、彼女を支える夫トミーが難事件に挑む。「秘密機関」(第1~第3話)では、パリで列車に乗り合わせた若い女性が失踪したことから、真相を究明するトミーとタペンスは国家レベルの暗殺事件に巻き込まれていく。そして「NかMか」(第4~第6話)では、イギリスのスパイ組織にソビエトの2重スパイがいる疑惑が浮上し、NかMと目されるそのスパイを見つけるべく捜査を始めた二人に絶体絶命の危機が襲いかかる!
夫のトミーを『リトル・ブリテン』シリーズのデビッド・ワリアムス、妻タペンスを『ドクター・フー』や『ウルフ・ホール』といった人気ドラマにも出演する注目の若手女優ジェシカ・レインが演じる。演出を手掛けるのは、『ダウントン・アビー』のエドワード・ホール。
1950年代のノスタルジックな雰囲気の中、ユーモアを交えながらハラハラドキドキの物語が展開する『アガサ・クリスティー トミーとタペンス -2人で探偵を-』は、NHK総合で10月18日(日)より毎週日曜 23:00から放送。(海外ドラマNAVI)
Photo:『アガサ・クリスティー トミーとタペンス -2人で探偵を-』
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