『新米刑事モース』新シリーズが製作決定!

英国の作家コリン・デクスターが生み出し、あのシャーロック・ホームズを抑えて英国で最も好きな探偵の第1位に選ばれたこともある人気キャラクター、モース警部。そんなモースの新米刑事時代を描く英ITVの人気ドラマ『新米刑事モース~オックスフォード事件簿~』の第4シリーズの製作が決まった。英Digital Spyが報じている。

1987年から2000年にかけてイギリスで放送された、警部としてのモースを主人公にしたドラマ『主任警部モース』(DVD題『モース警部シリーズ』)ではなかなか明かされなかった彼のファーストネーム、"エンデバー"が原題の本作。ショーン・エヴァンス(『ミスティック・アイズ』)演じる若き日のモースが奮闘する姿を描いた、ミステリー大国イギリスならではの本格派ミステリーだ。

2012年の1月にイギリスで放送された第1シリーズの初回は、その時テレビを視聴していた4人に1人が視聴。今年放送された第3シリーズも視聴者数は600万人を超えるほど、高い人気を誇っている同シリーズ。「『新米刑事モース』の制作チームは、モース刑事の1960年代の事件簿を再び開いて新たな殺人事件を解く時、視聴者の皆さんがカウリー警察署(作品の舞台となる警察署)に帰ってくることを楽しみにしています」と、本作で脚本を担当するラッセル・ルイスは述べている。1967年の設定となるこの第4シリーズは、2016年中に撮影され、来年放送されるという。

今年1月に英国でお披露目されたばかりの『新米刑事モース~オックスフォード事件簿~』最新エピソード、「Case 10 表と裏のバラッド」と「Case 11 遠き理想郷」は、WOWOWプライムにて3月12日(土)14:00より放送。また、同月11日(金)25:40からは、「Case 8 黒の絞殺魔」と「Case 9 腐った林檎」も放送される。(海外ドラマNAVI)

Photo:『新米刑事モース~オックスフォード事件簿~』
(C)ITV/Mammoth