ミステリー作家のキャッスルと女性刑事のケイトが数々の難事件を解決していく、米ABCの大ヒット犯罪捜査ドラマ『キャッスル 〜ミステリー作家は事件がお好き』。出演者の一人が、スピンオフ企画を提案したことが分かった。米E!Onlineが報じている。
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提案の主は、ケイトの同僚のライアンを演じるシーマス・デヴァー。キャッスル役のネイサン・フィリオンとケイト役のスタナ・カティックという主役コンビがそろって新シーズンへの契約をまだ結んでおらず、番組の継続が危ぶまれる中、シーマスがスピンオフのアイデアを出している。
シーマスは「いつも思ってたことなんだけど、ライアンとエスポジートのコンビはスピンオフの素材としてぴったりじゃないかな。僕とジョン・ウエルタスはシリーズの最初の頃からすごくいい関係を築いてきた。一緒にいると本当に楽しいんだ」と、自身演じるライアンと相棒エスポジート(ジョン・ウエルタス)をメインにした新企画を提案。「コンビが事件を解決する、というこの番組のコンセプトは非常にシンプルなものだ。もしABCがその手のドラマを新たにやりたければ、ライアンとエスポジートのコンビが、『キャッスル』でやっているみたいに事件を解決するよ!」と続けている。
コミカルな掛け合いと絶妙のコンビネーション、そして優秀な刑事としての働きで『キャッスル』を長年支えてきたライアンとエスポジート。サブキャラとして光る彼らが、キャッスルとケイトのように主役を務める日は来るのだろうか。(海外ドラマNAVI)
Photo:『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』
(c)ABC Studios.