米FOXは、現在全米で放送しているシーズン11での終了も噂されていた人気ドラマ『BONES -骨は語る-』を、シーズン12をファイナルシーズンとして製作することを決定した。米Deadlineによると、主演のエミリー・デシャネル(ブレナン役)と、デヴィッド・ボレアナズ(ブース役)のほか、ショーランナーのジョナサン・コリアーとマイケル・ピーターソンの続投も無事に決まったという。
同サイトによると、最終シーズンは全12話となり、エピソードの総数は246話を数えることになる。FOXテレビジョングループの会長を務めるダナ・ウォルデンとゲイリー・ニューマンは最終シーズンをあらかじめ用意することにより、意義があり、満足のいく結末を製作陣たちが綿密に計画することができるとしている。
製作総指揮とショーランナーを兼任するコリアーとピーターソンは共同でコメントし、「この上なくワクワクしている。番組の登場人物にふさわしく、ファンの期待を裏切らないフィナーレが書けるのだから」とシーズン12への更新に喜びを表明。さらには、最終シーズンに向けてファンを興奮させるシーズン11の最終話をこれから執筆することができると付け加えた。
クリエイターのハート・ハンソンは、「『BONES』は希望の光だ。有能なキャストやすばらしいスタッフ、腕のいい脚本家、強力なスタジオ、尽力、タフな経済、機転の利くネットワーク、決断、幸運、魔法や奇跡、そして世界一熱心なファン。これらのあらゆる力が集まれば、こんなにすばらしいものができると証明している」と述べた。
また、先月お伝えしたとおり、製作者や出演者が、虚偽の財務報告や利益の過少報告が行われていたとしてFOX上層部を訴えていたが、この訴訟は本作の製作には影響していない模様。
現在、アメリカでの『BONES』はシーズン11がいったん中休みに入っており、4月14日より放送が再開される。(海外ドラマNAVI)
Photo:『BONES-骨は語る-』シーズン11
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