ベネディクト・カンバーバッチ、『ハムレット』でローレンス・オリヴィエ賞の候補に!

人気ミステリー『SHERLOCK/シャーロック』のシャーロック・ホームズ役で大ブレイクするとともにエミー賞を獲得し、2014年の『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』ではアカデミー賞主演男優賞候補にもなったベネディクト・カンバーバッチ。テレビや映画のスクリーンだけでなく演劇界でも活躍する彼が、舞台『ハムレット』の演技でローレンス・オリヴィエ賞主演男優賞にノミネートされたことが分かった。英Digital Spyが報じている。

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ローレンス・オリヴィエ賞は英演劇界で最も権威があるとされる演技賞で、今年で第40回を迎える式典は、4月3日(日)にロンドンのロイヤル・オペラハウスにて開催される。

話題の舞台を映画館で上映するナショナル・シアター・ライヴで、ベネディクトが主演する『ハムレット』は、それまでの観客動員数を塗り替える記録を樹立。人気と実力を不動のものとしているベネディクトとローレンス・オリヴィエ賞を争うのは、監督としても活躍する俳優ケネス・ブラナー(『冬物語』)や、先日開催されたアカデミー賞で助演男優賞を受賞したマーク・ライランス(『Farinelli and the King』)。また同賞の助演男優賞にも、マーク・ゲイティス(『SHERLOCK』)、デヴィッド・スーシェ(『名探偵ポワロ』)といった、日本のファンにもおなじみの人気俳優が候補入りしている。

一方の演劇部門主演女優賞は、『Photograph 51』で、DNAの二重らせん構造を発見した研究者ロザリンド・フランクリンを演じたニコール・キッドマン、『タイタンの戦い』に出演しているジェマ・アータートンが『Nell Gwynn』でノミネート。助演女優賞には、『007』シリーズのM役で知られるジュディ・デンチが『冬物語』で候補となっている。

破竹の勢いで活躍を続けるベネディクトが主演する映画『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』は、全国で大ヒット公開中。(海外ドラマNAVI)

Photo:ベネディクト・カンバーバッチ(ナショナル・シアター・ライヴ『ハムレット』)