不朽の名作として長年愛されてきたSFドラマ『スタートレック』の新シリーズに、同シリーズの生みの親、ジーン・ロッデンベリーの息子であるロッド・ロッデンベリーが製作総指揮として参加することが分かった。米TV Lineが報じている。
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米CBSが制作する新シリーズのショーランナーは、サスペンスドラマ『ハンニバル』のクリエイターとして知られ、『スタートレック/ディープ・スペース・ナイン』や『スタートレック/ヴォイジャー』の脚本家としてキャリアをスタートさせたブライアン・フラー。さらに2009年からの映画版シリーズを手掛けてきたアレックス・カーツマンの参加も決まっていたが、今回新たに、ロッド・ロッデンベリーとロッデンベリー・エンターテイメントの最高執行責任者であるトレヴァー・ロスが製作総指揮を務めることが発表された。
フラーは声明の中で、「ジーン・ロッデンベリーは、『スタートレック』シリーズを愛するファンのために作品の巣窟を残していった。彼の遺産である未来への希望と無限の多様性を、これから新しく始まる『スタートレック』の冒険の中で確実にするため、ロッド・ロッデンベリーとロッデンベリー・エンターテイメントが我々の仲間に加わることになった」と述べている。
さらには、『スタートレック2/カーンの逆襲』と『スタートレックVI/未知の世界』で脚本、監督を務めたニコラス・メイヤーもショーランナーとして加わることが決まっており、ブラーやカーツマンも含めて、これまで『スタートレック』を支えてきた面々が続々集まっている。
新シリーズの初回は2017年1月に米CBSで放送。しかし第2話以降は、ライブストリーミング配信で動画サービスを提供するCBS All Accessで配信される。(海外ドラマNAVI)
Photo:『スタートレック』
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