ブライアン・クランストン主演『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』の特報解禁!

『ブレイキング・バッド』でエミー賞の主演男優賞を4度受賞するなど、高い評価を受けたブライアン・クランストン。彼がついにアカデミー賞初ノミネートを果たした映画『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』の特報とポスター画像が解禁された。

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ブライアンが本作で演じるのは、実在した名脚本家のダルトン・トランボ。オードリー・ヘプバーンを一躍スターにした『ローマの休日』をはじめ、『スパルタカス』『ジョニーは戦場へ行った』『パピヨン』など数々の名作を世に送り出した人物だ。

第二次世界大戦後、赤狩りの波はハリウッドにも押し寄せ、人気脚本家のトランボは理不尽な弾圧に抵抗したことで自分の名前で書けなくなってしまう。しかし、偽名で創作活動を続け、アカデミー賞に2度輝いてみせる...。今回解禁された特報では、そんな厳しい立場にあっても闘い続けて栄光をつかむ、不屈の男の姿が描かれている。

理不尽な状況に追い込まれても決して諦めることなく、強い意志で自ら道を切り拓いていくトランボは、『ブレイキング・バッド』でブライアンが演じた主人公ウォルター・ホワイトを彷彿とさせる魅力的なキャラクターだ。

そんなトランボを支え続けた家族、ハリウッドスター、映画コラムニスト、映画脚本家、映画会社などが実名で登場し、ハリウッドの黄金期に思いを馳せることができる本作。ブライアンのほかには、アカデミー賞女優のヘレン・ミレン(『クイーン』)、ダイアン・レイン(『運命の女』)、エル・ファニング(『マレフィセント』)、ジョン・グッドマン(『アルゴ』)がキャスティングされている。メガホンを取ったのは、『オースティン・パワーズ』シリーズのジェイ・ローチ。

第二次世界大戦後、赤狩りが猛威を振るうアメリカ。その理不尽な弾圧はハリウッドにもおよび、売れっ子脚本家のトランボは議会での証言を拒んだという理由で投獄されてしまう。やがて出所し、最愛の家族のもとに戻るが、すでにハリウッドでのキャリアを絶たれた彼には仕事がなかった。だが、友人にこっそり脚本を託した『ローマの休日』など、偽名で書いた作品でアカデミー賞に輝いたトランボは、再起への道を力強く歩み出していく...。

ブライアンが闘う男を力強く演じた『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』は、7月よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』
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