スウェーデンとデンマーク合作の北欧ミステリー『THE BRIDGE／ブリッジ』。ヨーロッパで高い人気を博し、イギリスとアメリカで制作されたリメイク版も好評だが、シーズン4で終了してしまう可能性があるようだ。英Digital Spyが伝えている。
現在シーズン3まで放送されている本作は、次のシーズンへの更新が正式には決まっていない。そんな中、クリエイターであるハンス・ローセンフェルトが、「シーズン4はあると思っているが、それが最後になるかもしれない」と次のシーズンでの終了をほのめかした。彼は続けて「僕らにはある程度の道筋があるが、それはスタート当初とは大きく異なってきてしまった」とコメントしている。
『THE BRIDGE』は、マーティン役のキム・ボツニアが製作における意見の違いを理由に昨シーズンで降板した時に、大きな変革期に直面した。「私たちがやりたいと思ったことに彼は賛同できなかった。だから、仲間と離れることになってしまったんだ。すごく難しい問題だった。キムは、"好きなようにやればいいけど、僕なしでやれなければいけないよ"と言ったよ」と、ローセンフェルトは当時を振り返っている。
彼は続けて「私たちは彼なしでも番組を成功させた。マーティンは死んだわけではないけど、彼を懐かしく思うからと言って出てもらうことはできないよ。番組の成功のためでなければね」と語り、主人公サーガ（ソフィア・ヘリーン）の相棒という重要なキャラクターであっても、簡単に復帰させることはできない事情も明かした。
今後の展開が気になる『THE BRIDGE』のシーズン3はスーパー！ドラマTVで放送中。（海外ドラマNAVI）
Photo：『THE BRIDGE／ブリッジ』シーズン2
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