『ゲーム・オブ・スローンズ 第六章:冬の狂風』日米同時放送記念! 第一章から第五章までの主要キャラ振返り大特集-第四章編

いよいよ4月25日(月)10:00から、スターチャンネルにて『ゲーム・オブ・スローンズ 第六章:冬の狂風』が放送スタートします。第五章では昨年のエミー賞各主要部門を席巻した本作が、第六章からはなんとアメリカでの放送と完全同時放送!それを記念して、第一章から第五章までの主要キャラクターの紹介と共に、これまでの七王国の様子を振り返って行きたいと思います!最新シーズンの第六章を心待ちにしている人も、『ゲーム・オブ・スローンズ』を観るのがこれからの人も、ぜひ一緒に盛り上がって行きましょう。

ますます面白くなる第四章、行きます!

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第四章

ブラン・スターク
スターク家の次男。冒険好きで高いところに上るのが大好きという子供らしい無邪気な少年だったが、サーセイとジェイミーも情事を目撃した事で塔の上から突き落とされ、下半身不随になってしまう。以来、度々三つ目のカラスの夢を見るようになる。ラニスター家と戦争になり、ロブが不在になると、彼の名代としてウィンターフェル城主となるが、その隙にシオンに裏切られ、命からがら逃げだした。逃亡中に狼潜り(ウォーグ)の力に目覚め、夢の中で出会ったジョジェンと実際に会った後は、夢で見た場所を目指してジョジェンたちと旅をする。スターク家の子供たちはみなそれぞれに厳しい道を歩んでいるが、暗殺未遂で下半身不随になり、兄弟同然だったシオンには命を狙われ、突然狼潜りの能力に目覚めてしまったブランの運命は相当に過酷だ。それでも安心よりも、自身に課せられた使命と運命を受け入れ、一層過酷な道を歩もうとするブランは、少年と言えども間違いなくスターク家の強く誇り高い血が流れている。

スタニス・バラシオン
前王ロバートの実弟でドラゴンストーン城主。ロバートが王になった際、バラシオン家の本拠地であるストームズエンド城を守ったにも関わらず、弟レンリーにストームランドを与えたロバートを恨んでいた。ロバートが王になると海軍大臣となったが、ジョフリーがロバートの子供ではないとエダードから知らされると、正当な後継者として鉄の玉座を要求する。バラシオン家の臣下の多くがレンリー側につく中、光の王の女司祭メリサンドルの助言を仰ぎ、王都に進軍する。軍事力にも長け、かつて盗みを働いたダボス・シーワースを、その情状を鑑みた上で適正な罰を与えた後に補佐役にするなど、公正で王として信頼に足る人物ではあるが、生真面目で融通が利かない性格なのが難点。七王国の第一宗教七神正教ではなく光の王を信仰している点も、七王国では受け入れがたい理由のひとつとなっている。

イグリット
<壁>の外を偵察していたジョン・スノウが捕えた野人の女。ジョンと2人でいる間、彼をからかい、初心なジョンを誘惑していた。ジョンが逆に野人に捕えられ、仲間になりたいと言った時は、ジョンの真意にうすうす気付きながらも彼の味方をし、最後には恋に落ちる。ナイツ・ウォッチの誓いの間で揺れながらも、結局は自分を裏切り仲間の元へ帰ったジョンを自分の手で殺すと誓うが......。

オベリン・マーテル
七王国の名家マーテル家の次男。毒物への造詣が深く、解毒不能な毒を塗った槍使いで、赤い毒蛇の異名を取る。堅苦しい決まり事を嫌い、奔放で行動の予測がつかない人物。七王国の政治とは距離を置いていたが、ジョフリーの結婚式のために、兄で当主のドーランの名代として、愛人のエラリアと共に王都にやってくる。しかし実際には、反乱戦争の際、ターガリエン家に嫁いだ姉を殺害したグレガー・クレゲイン(マウンテン)に復讐するための機会を虎視眈々と狙っていた。その目的が図らずもティリオンに手を貸す事になる。

サンダー・クレゲイン
ラニスター家に仕え、ジョフリーの護衛をしている戦士。実の兄グレガー・クレゲインに子供の頃に大火傷を負わされた事がトラウマとなり、未だに火を恐れている。顔には醜い火傷跡が残り、ハウンドとあだ名されている。そのあだ名の如くジョフリーがどれほど理不尽で残虐な命令をしても淡々と従っているので悪役にも思えるが、サンサにだけは優しい一面を見せたりするので、単純に悪役とも割り切れない部分がある。王都に戦火が迫った際、火を恐れるあまり逃亡し、その道中で偶然アリアと出会い、報奨金目当てで彼女を母親の元に連れて行こうとする。2人で旅を続けている間に、奇妙な理解と友情らしきものが芽生えるが、決して心を許し合ったわけではない事が見て取れるのが、2人の関係の複雑さを物語っている。

ライサ・アリン
キャトリンの妹で、ロバート王の宰相だったジョン・アリンの妻。ブラン暗殺未遂犯としてティリオンを捕えた姉キャトリンを城に招き入れる。かなり神経質な人物で、息子ロビンを溺愛し、すでに少年となった彼に未だに母乳を与えている。若い頃、ピーター・ベイリッシュに恋をし、彼女に処女を捧げたが、ピーターは姉キャトリンを愛していた事を知っており、未だに苦々しく思っている。ピーターに対する愛情はアリン家に嫁いでも変わらず、もはや妄執的。彼の願いで王都を逃げ出したサンサを受け入れるも、ピーターと話しているだけでサンサに激しく嫉妬する。息子は息子で年齢以上に幼くとても領主を任せられる器ではなく、親子揃って問題が多い。

ポドリック
ティリオンが王の手代理となった際、彼の従者となる。特別有能なわけではないが、かいがいしくティリオンの世話をしている。その素直な性格からティリオンの信頼を得るように。ちょっとトボけたところもあり、陰謀と策略がうごめく王都で癒しの存在となっている。大人しく気弱に見えるが、あまりへこたれる事はない打たれ強い性格。ティリオンが窮地に陥った際も、彼の傍を離れようとしなかったが、ティリオンの命令でブライエニーの旅に同行する事になる。彼女からは完全にお荷物扱いされているが、やはりへこたれる事はなく、なんだかんだ珍道中を繰り広げている。総じて目立つところもない平凡な人物に思えるが、実は娼婦が金を返すほどすごいテクニックを持っているらしい。

ヴァリス
王の小評議会の一員で、スパイダーの異名を持つ諜報機関のトップ。小鳥と呼ぶスパイたちをウェスタロスのみならず、東のエッソスにも派遣し、あらゆる秘密を探っている。その情報網で得た秘密を巧みに利用し、現在の地位までのし上がってきた。同じく策略家のピーター・ベイリッシュとは、互いに牽制し合っている。窮地に陥ったエダードに助言をしたり、ティリオンの身を案じたりするが、決して自分の身を危うくするような事はしないので、味方と思っていても油断がならない怪しさ満点の人物。しかし第四章でついに彼の目的に向かって大きく動き出す事になる。

さあ次はいよいよ第五章に続きます!お楽しみに!

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Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ』
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