世界中で大ヒット中の『ウォーキング・デッド』の原作者と製作陣が新たに仕掛けるドラマ『アウトキャスト』が、本国アメリカの放送からわずか8時間後の6月4日(土)22:00からFOXにて日本最速放送されることになった。
"アウトキャスト"とは、「Cast Out」=(悪霊を追い出す)という動詞から派生し、"追放された者""放浪者""のけ者"といった言葉を意味する。本作は、幼少期から周囲を取り巻く悪霊の存在に苦悩してきた青年が、自身のルーツを辿るうちに、世界を揺るがす脅威やその裏に潜む謎と対峙するというヒューマン・ホラー。『ウォーキング・デッド』の生みの親であるロバート・カークマンが発表したコミックの実写版として制作され、放送開始前にシーズン2の制作も決定している。作者自ら「これまでのTVドラマでは成し得なかった、真のホラーを届けたい」と意気込む本作は、"悪魔祓い=エクソシスト"をテーマにしながらも、人間の心の弱さや葛藤、さらには家族愛が描かれるなど、『ウォーキング・デッド』同様に深い人間描写があるのが特長だ。
主人公のカイルを演じるのは、『あの頃ペニー・レインと』や『ゴーン・ガール』に出演していたパトリック・フューギット。さらに、アンダーソン牧師役にフィリップ・グレニスター(『名探偵ポワロ カーテン~ポワロ最後の事件~』)、カイルの妹メーガン役にレン・シュミット(『パーソン・オブ・インタレスト』)が起用されている。
FOXでは、放送を記念して様々なキャンペーンを実施している。悪霊に取り憑かれる"浮遊シーン"を合成写真で再現できる『アウトキャスト』体験コーナーを全国5カ所のユナイテッド・シネマにて順次開催。参加者にはプレゼント付きだ。また、第1話を5月末まで先行無料配信中。豪華賞品が当たるTwitter企画もスタートしている。
母親に虐待された幼少期、悲痛のトラブルに見舞われた結婚生活と、これまで"自分の愛する人間が悪霊に取り憑かれてしまう"という数奇な運命に悩まされてきたカイルは、独りで生きる道を選ぶことにより、その苦悩から逃れられるはずだった。しかし、皮肉にも彼の前に現れた邪悪なる存在は、彼の運命のみならず、世界の運命さえも脅かすほどの深い闇となり、妖しい広がりを見せていくことに。果たして、カイルが導かれる先にある驚愕の真実とは...。
『アウトキャスト』はFOXチャンネルにて6月4日(土)22:00より日本独占初放送。(海外ドラマNAVI)
Photo:『アウトキャスト』
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