『アイアンマン』シリーズのジョン・ファヴローを製作総指揮に迎え、核戦争後の地球を壮大なスケールで描いたサバイバル・アクション『シャナラ・クロニクルズ』。『ゲーム・オブ・スローンズ』のティーン版とも言われる本作は、全米では今年1月に放送開始されると瞬く間に人気となり、MTV史上最多の視聴者数を獲得。すでに第2シーズンの製作も決まっているが、その魅力の一つはフレッシュなキャストにあるようだ。
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まずはメインとなる3人のキャラクターから紹介しよう。半分エルフで半分人間のウィルを演じるのは、『マンハッタンに恋をして~キャリーの日記』『ARROW/アロー』などにも出演する1991年生まれのオースティン・バトラー。ホラーコメディ映画『Yoga Hosers(原題)』ではジョニー・デップとも共演している、人気急上昇中の俳優だ。エルフ国のプリンセス、アンバリー役のポピー・ドレイトンも、オースティンと同じく1991年生まれ。人気ドラマ『ダウントン・アビー』に出演したほか、すでにロンドンで舞台にも立っている英国出身の実力派で、アンデルセン原作「人魚姫」の映画版への出演も決まっている。そして、人間のエレトリアに扮するのは、1994年生まれのイバナ・バケロ。10歳の頃から母国スペインでキャリアを積んできた彼女のことを、2006年のギレルモ・デル・トロ監督作『パンズ・ラビリンス』の主人公として覚えている人も多いだろう。イバナは同作の演技で、スペインのアカデミー賞と言われるゴヤ賞にも輝いている。ともに旅をする彼ら3人の相性は抜群で、ストーリーを大いに盛り上げていく。
必見の俳優は彼らだけではない。触った相手の運命を見ることができるバンドン役のマーカス・ヴァンコは、アンジェリーナ・ジョリーが監督作『不屈の男 アンブロークン』に起用したイケメン俳優。自分の能力をどう扱っていいか分からない、繊細な若者を好演している。さらに、『ロード・オブ・ザ・リング』のアラゴルンを彷彿とさせるクールなアラノンを演じるのはマヌー・ベネット。『ホビット』や『ARROW』でアクションを披露してきた彼が、今回もタフな大人の男を演じている。
4つの国、<ランド>と呼ばれる架空の世界では、魔物をエルクリスと呼ばれる大木の力で封じ込め、エルフと人間が長年平穏に暮らしていた。エルフ国の王女アンバリーはレースによってエルクリスに仕える名誉ある7人の一人に選ばれるが、エルクリスに触れた後で未来を預言する不吉なビジョンを見るようになってしまう。精神的に不安定になったアンバリーが密かに王国を脱出するとエルクリスは急激に衰え始め、魔物たちが蘇ることに。人間とエルフの間に生まれたウィルと、魔法使いのアラノンは、死にかけたエルクリスを救う鍵であるアンバリーを探す旅に出るのだが...。
■商品情報
7月13日(水)ブルーレイ&DVD発売
「シャナラ・クロニクルズ<ファースト・シーズン>コンプリート・ボックス」
ブルーレイ...11,300円+税/DVD...9,400円+税
6月22日(水)DVDレンタル、デジタルセル・レンタル配信開始
発売・販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
(海外ドラマNAVI)
Photo:『シャナラ・クロニクルズ』
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