昨年11月にリリースされたニューアルバム「Purpose」を引っさげて、ワールドツアー中のジャスティン・ビーバー。現在は北米公演を行っている彼が、以前アルゼンチンで起こした事件のせいで、同国ではコンサートを行えないことを明かしている。英Digital Spyが報じた。
2013年にアルゼンチンに滞在していたジャスティンは、ブエノスアイレス市内のナイトクラブを立ち去ろうとした際、彼の写真を撮影しようとしていた現地カメラマンを襲うよう、ボディーガードの一人をけしかけたとのこと。その後、ジャスティンは暴行事件として事情聴取を受けていたが、出頭命令に応じなかったため、2015年4月にアルゼンチンの裁判所が「同国に再入国した際は、その身柄を拘束する」と、彼に対して逮捕状を発行していた。
その逮捕状は現在でも有効なため、彼がアルゼンチンでツアーを行えば、逮捕されてしまうことになる。そこでジャスティンは今月17日(火)、「アルゼンチンのビリーバーへ。アルゼンチンでPurposeツアーを行いたいけど、法律的な事情が変わるまでは無理なんだ」「ごめんよアルゼンチン、愛してるよ」とツイート。続けて、「アルゼンチン、愛してるよ。実際に最も気に入っているツアー開催地の一つなんだ。これが事実でなければいいと思いたいけど、弁護団にそう言われている」「状況が変わることがあれば行きたいと思っているけど、今のところ無理なんだ。南米の他の国のファンに会えることを楽しみにしているよ」と、アルゼンチンのファンに向けて残念な気持ちを発信している。
南米ツアーの開催地と日程は現段階では公表されていないが、7月19日(火)にニューヨークで幕を閉じる全米ツアーが終了した後、3年ぶりとなる来日公演が、8月13日(土)と14日(日)に幕張メッセにて開催されることが決定している。(海外ドラマNAVI)
Photo:ジャスティン・ビーバー
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