大ヒットファンタジー映画『ハリー・ポッター』シリーズで主人公の同級生ネビル・ロングボトムを演じていたマシュー・ルイスが、今年1月に亡くなったスネイプ先生役のアラン・リックマンと過ごした撮影当時を振り返った。米Entertainment Weeklyが伝えている。
劇中では、少しおどおどしたネビルはスネイプにいびられることが多かった。しかし、実際のマシューとアランの関係はそれとは正反対だったようだ。英FAULT誌のインタビューに応えたマシューが、アランの訃報を聞いた時の状況を明かした。
『ハリー・ポッター』のスピンオフ作品『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の撮影スタジオを訪れていた際、プロデューサーと一緒に悲しい知らせを聞いたというマシュー。「僕らは二人とも呆然としたよ。その後、どの部屋に行ってもどの通廊を歩いてもアランと交わした会話や彼の顔を思い出した。少し変な感じで、かなりシュールだったね。でも同じくらい強く感動したんだ。楽しかった思い出のすべてを思い出して、すごくノスタルジックになったよ」と回想している。
また、マシューは、『ハリー・ポッター』の最後の撮影日、アランとお茶をしたことも明かしてくれた。「彼は、僕がこれからどうするべきか、ということにアドバイスしてくれた。それから自信を持てるような言葉をくれたんだ。素晴らしい才能を持つアランのような人がそういう言葉をかけてくれるなんて、すごく大きかったよ」
アランの死後、ハリー役のダニエル・ラドクリフ、ハーマイオニー役のエマ・ワトソンといったほかの『ハリー・ポッター』の出演者も、仲間であり友人である彼を亡くしたことを嘆いていた。「彼は、僕がこれまで出会った人の中で誰よりも大きく、僕のキャリアに影響を与えてくれた人だよ。彼が恋しいね」と、マシューは今でもアランを慕っていることを打ち明けている。(海外ドラマNAVI)
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マシュー・ルイス (C)Thomas Lau/www.HollywoodNewsWire.net
アラン・リックマン (C)Thomas Lau/www.HollywoodNewsWire.net