『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』のミカエル・ニクヴィストが、南アフリカ元大統領のネルソン・マンデラを主人公にした米BETのミニシリーズドラマ『Madiba(原題)』に出演することが明らかとなった。米Hollywood Reporterが報じている。
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『Madiba』はマンデラの著書に基づき、ケヴィン・フックス(『プリズン・ブレイク』)が監督を務める。ミカエルが演じるのは、1958年から1966年までアパルトヘイト時代の南アフリカ共和国の首相を務めたヘンドリック・フルウールト。マンデラ役には、ローレンス・フィッシュバーン(『CSI:科学捜査班』)が決定している。また、オーランド・ジョーンズ(『スリーピー・ホロウ』)がアフリカ民族会議議長を務めたオリバー・タンボ役、デヴィッド・ヘアウッド(『HOMELAND』)がアフリカ民族会議書記長だったウォルター・シスル役にキャスティングされている。
製作総指揮には、マンデラの孫であるクウェイク・マンデラをはじめ、ニール・タバツニック(『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』)やアンディ・ハリース(『アウトランダー』)も名を連ねる。脚本は、ポール・ウェブ(『グローリー/明日への行進』)、キャスリーン・マッギー=アンダーソン(『フォスター家の事情』)などが共同執筆。撮影はヨハネスブルク、ケープタウン、ロベン島などで行われる。
『Madiba』は米BETで2017年にプレミア放送され、Dynamic Televisionを通じて世界各国へ放送される。(海外ドラマNAVI)
Photo:ミカエル・ニクヴィスト
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