エミー賞最多ノミネート『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作者が不満な理由

7月14日(木)に発表された第68回エミー賞ノミネートで『ゲーム・オブ・スローンズ』が再び最多ノミネート(23)を記録したことはすでにお伝えした通り。しかし、その原作者ジョージ・R・R・マーティンは、この結果に完全には満足していないことが分かった。米Vultureなどが報じている。

自分のブログにノミネート結果とそれに対する感想を載せたマーティン。その中では一定の満足を示していたが、読者からのコメント欄で『アウトランダー』が技術的な部門でしか候補に挙がらなかったことを残念がる書き込みを受けて次のように返答。「同感だね。『アウトランダー』の結果はまったくもって不当だよ。あの3人は非常に素晴らしかった。特にトビアス・メンジーズはフランク・ランダルとジャック・ランダルの二役を見頃に演じていたからね」と、カトリーナ・バルフ、サム・ヒューアンを含めた主要キャスト3人がそろって外れたことに不満を示した。

またブログ本文では、助演女優賞として初めて名前が挙げられたメイジー・ウィリアムズ(アリア・スターク役)や作品賞のノミネートを喜んだが、「我ながら欲張りだとは思うけど、(サンサ・スターク役の)ソフィー・ターナーがこの中に入っていないのは残念だね」とも述べている。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジョージ・R・R・マーティン
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