マーベルのヒーローたちが集結して強大な敵と戦う姿を描き、過去2作が世界中で記録的ヒットとなった映画『アベンジャーズ』シリーズ。最新作は『Avengers: Infinity War Part1(原題)』『〜Infinity War Part2(原題)』と2部構成で製作されるはずだったが、別々のタイトルとして作られることが明らかとなった。米Varietyが報じた。
この2部構成のアイデアは2014年に明かされていたが、両作の監督を務めるアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟(『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』)は数ヵ月前、「(Part1、Part2というタイトルは)間違った印象を与えてしまう。この2つの作品はまったく別のものなんだ。僕たちとしてはタイトルを変更したいと考えているよ」と語っていた。その望みが叶ったようで、全米で2018年5月4日に公開予定の1本目は単に『Avengers: Infinity War』、2019年5月3日に公開予定の2本目は『Untitled Avengers Movie』とひとまず無題に変更された。
『シビル・ウォー』が2016年公開作として最も高い興行成績(11億ドル超)を記録し、『アベンジャーズ』前2作でメガホンを取ったジョス・ウェドンからバトンを受け継ぐことになったルッソ兄弟。2012年の『アベンジャーズ』は歴代の興行収入5位(15億ドル)、2015年の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は同7位(14億ドル)を稼ぎ出している。
『アベンジャーズ』第3弾『Avengers: Infinity War』には、同シリーズでおなじみのメンバーのうち、ロバート・ダウニー・Jr(アイアンマン役)とジェレミー・レナー(ホークアイ役)が出演することが明かされている。(海外ドラマNAVI)
Photo:『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
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