米Syfyがワーナー・ホライズン・テレビジョンと協同で企画を進めている、スーパーマンの故郷クリプトン星を題材にしたドラマ『Krypton(原題)』で、英国人女優のジョージナ・キャンベル(『After Hours(原題)』)がヒロインを務めることが明らかになった。米Deadlineが報じている。
本作はスーパーマンの前日譚として、スーパーマンの祖父セグ=エルが、排斥され屈辱を受けたエル家の名誉を挽回するため、そして、混沌とした状況から愛する世界を救うために奮闘する姿を描く。このほど、ヒロインに抜擢されたジョージナが演じるのは、クリプトンの軍隊一員で、将軍アルーラ・ゾッドの娘でもあるリタ・ゾッド。『マン・オブ・スティール』に登場する悪役でクリプトン星の元軍最高司令官ゾッド将軍と同じ家系で、セグ=エルと恋に落ちる設定だという。
『マン・オブ・スティール』の脚本を手がけたデヴィッド・S・ゴイヤーとショーランナーのダミアン・キンドラー(『スリーピー・ホロウ』)が製作総指揮を務め、コーム・マッカーシー(『SHERLOCK/シャーロック3』)がパイロット版を監督する。また、イアン・ゴールドバーグ(『ワンス・アポン・ア・タイム』)がゴイヤーとともに脚本を執筆する。
本作で米国のTVドラマ初出演となるジョージナだが、英国ではすでに『Murdered by My Boyfriend(原題)』で英国アカデミー賞TV部門主演女優賞に輝いている注目若手女優だ。来年放送開始予定の英ITVのクライム・サスペンス『ブロードチャーチ~殺意の町~』シーズン3や、同じく来年公開予定のガイ・リッチー監督作『King Arthur: Legend of the Sword(原題)』にも出演する。
パイロット版の撮影は、セルビアにて行われる予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:ジョージナ・キャンベル
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