『殺人を無罪にする方法』に歌手のメアリー・J・ブライジが出演

ションダ・ライムズが手掛ける米ABCのリーガルサスペンスドラマ『殺人を無罪にする方法』のシーズン3に、"クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル"の異名を持つR&Bシンガー、メアリー・J・ブライジが出演することが明らかになった。米Varietyが報じている。

メアリーの役や登場シーンについて詳しいことは発表されていないが、ロサンゼルスのショッピンングモールで開催されたスクリーニング&パネルイベントに参加したクリエイターのピーター・ノーウォークは、「出番が多い役ではないが、(主人公の)アナリーズ(ヴィオラ・デイヴィス)のこれまで描かれなかった姿を見せるために重要な役だよ」と、彼女の役がドラマのカギを握る人物であることを説明しており、再登場することも可能だと明かしている。

ノーウォークによれば、メアリーは『殺人を無罪にする方法』の大ファンだったといい、「僕らはそのことを知った瞬間に彼女の役を考えたんだ。書き上げた時は"これはメアリーにとって完璧な役だ"って思ったよ。それから2日後に撮影したんだ」と、彼女のために作り上げた役であることを明かした。また、他のキャスト陣もメアリーの出演には大興奮だったようで、オリバー役のコンラッド・リカモラが「僕は本当に驚いたよ。だって彼女の"What"s the 411"は僕がいつも寝室で踊るときのマストアルバムだからね」とその喜びを語れば、ミカエラ・プラット役のアヤ・ナオミ・キングは、「私がどのくらい興奮したかについて話すとしたら、(彼女の役について)うっかり何か漏らしてしまうかもしれないわ。そのくらい完璧な展開と役だったの」と気持ちが高ぶったことを述べた。

R&Bシンガーとして圧倒的な存在感を放っているメアリーだが、近年は女優としての活動も目立っており、米FOXの『Empire 成功の代償』や米NBCの生放送ミュージカル『The Wiz Live』、映画『ロック・オブ・エイジズ』などに出演している。(海外ドラマNAVI)

Photo:メアリー・J・ブライジ
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