ヒット映画のTVシリーズ化は止まらない。米Showtimeが、リチャード・ギア主演で1980年公開のサスペンス映画『アメリカン・ジゴロ』のリブート版を製作することが分かった。米TV Lineが報じている。
本作は、ビバリーヒルズで暮らす上流階級の夫人を相手にしてきたジゴロのジュリアン・ケイ(リチャード)が、客だった女性の殺害事件で容疑者として疑われ、信じられる人もいなくなっていく中で、真実の愛を見つけるまでを描く物語。主演のギアのほか、ローレン・ハットン(ミシェル役)、ニーナ・ヴァン・パラント(アン役)、ヘクター・エリゾンド(サンディ刑事役)、K・カラン(リサ役)、ビル・デューク(レオン役)らが出演。メガホンを取ったのは、三島由紀夫主演の生涯を描いた『MISHIMA』を手掛け、高倉健の素顔に迫ったドキュメンタリー『健さん』に出演するなど、親日家として知られるポール・シュレイダー。
このほど発表されたShowtimeのリブート版は、映画でもプロデューサーを務めたジェリー・ブラッカイマーがパラマウントTVとともに製作し、『ベティ・サイズモア』のニール・ラビュートがパイロット版の脚本を担当する。
ブラッカイマーは、米ABCで企画されているウィル・スミス主演映画『エネミー・オブ・アメリカ』(1998年)のTVシリーズ化でも製作総指揮を務めることが発表されている。(海外ドラマNAVI)
Photo:映画『アメリカン・ジゴロ』に主演したリチャード・ギア
(C)Megumi Torii/www.HollywoodNewsWire.net