2019年5月公開予定の『スター・ウォーズ:エピソード9(仮題)』(以下、『エピソード9』)で監督・共同脚本を担当するコリン・トレヴォロウ(『ジュラシック・ワールド』)。その彼が、『エピソード9』を作る上で心がけていることについて述べた。
トレヴォロウ監督はFandangoのインタビューにおいて、アメリカで公開中の『ワンダーウーマン』に4歳の娘が強く影響されたと話し、「私たちが成長する時も同じだった。(旧3部作の)ルーク・スカイウォーカー、ハン・ソロ、そしてレイア姫は、いろいろな形で僕らが一体感を抱いた存在だ。そして今も、とりわけレイというキャラクターや、彼女が立ち向かう難題は、女の子たちにとって大きな意味がある」と続けた。
そして、「僕らが語るこれらの物語に対して、子どもたちが何を感じているかを理解するのは、きわめて大事なこと。僕には子どもがいるけれど、子どもがいない映画製作者も、子どもたちと話すべきだ。かつての僕らのような受け止め方を、今の彼らはしていないからね。だから強く意識しているんだ。この仕事の必要条件だと思う」と、トレヴォロウ監督は話している。
長い歴史をもち、ファン層が複数の世代にまたがる『スター・ウォーズ』シリーズだが、トレヴォロウ監督は新たなファンとなる子どもたちへの影響を強く意識しているようだ。
最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(ライアン・ジョンソン監督・共同脚本)は、12月15日(金)に劇場公開。トレヴォロウ監督が取り掛かる『スター・ウォーズ:エピソード9(仮題)』は、2019年5月24日(金)に全米公開予定となっている。(海外ドラマNAVI)
Photo:コリン・トレヴォロウ
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