1999年から2000年にかけて米NBCで放送され、カルト的人気を誇ったコメディシリーズ『フリークス学園』。放送終了から15年以上経った現在も本国アメリカで熱狂的なファンに愛されている本作が、ドキュメンタリー番組として2018年に復活することが分かった。米A.V. Clubが伝えている。
『フリークス学園』は、真面目でオタクな高校生が不良組とつるむことで日常が変わっていく様をユニークに描いた学園コメディ。製作総指揮を手掛けたのは、『俺たちニュースキャスター』『スーパーバッド 童貞ウォーズ』などの大ヒットコメディ作品で知られるジャド・アパトー。優等生リンジー役のリンダ・カーデリーニ(『ブラッドライン』)をはじめ、ダニエル役のジェームズ・フランコ(『エイリアン:コヴェナント』)、サム役のジョン・フランシス・デイリー(『BONES』)、ケン役のセス・ローゲン(『スティーブ・ジョブズ』)などが出演していた。米脚本家組合が選ぶ「TV史上最高の脚本101作品」や、映画・TVシリーズのデータベースサイト、IMDbのスコアを根拠としたファンの評価が高い短命TVシリーズのトップ10にも選ばれた秀作だ。
そんな本作を、現在は活動休止中の英国の人気グループ、ワン・ダイレクションのドキュメンタリー映画『ワン・ダイレクション THIS IS US』をカメラに収めたモーガン・スパーロックが、米A&Eのドキュメンタリーシリーズ『CulutureShock(原題)』で取り上げるという。
8月に第一報を報じていた米Entertainment Weeklyは、スパーロックが「私たちの文化において永続的に影響を与え続ける本作がポップカルチャーとして流行していた時に伝えられていなかった物語を、関係者の経験談を交えて追求していく」と報じていた。その時点では、これ以上の情報は出ていなかったが、今月19日にニール役のサム・レヴァイン(『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』)がTwitterにドキュメンタリー番組のイメージ画像を投稿。「2018年にこれが待っているよ。予定を空けておいて」とコメントを添えてファンに報告していた。さらに、クリエイターを務めたポール・フェイグ(『ブル〜ス一家は大暴走!』)も、ドキュメンタリー化について質問されると、「そうだよ」と認めている。
『CultureShock』は米A&Eにて2018年に放送予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:ジェームズ・フランコ(C) AVTA/FAMOUS