ブライアン・クランストン、チャールズ・マンソンと出くわした時の体験を告白

大ヒットドラマ『ブレイキング・バッド』の主人公ウォルター・ホワイト役で知られるブライアン・クランストンが、悪名高いカルト教団の指導者チャールズ・マンソンとすれ違ったことがあることを告白した。米Peopleが伝えた。

1960年代後半から70年代初めにかけて信者たちを洗脳して7人の女性を殺害させたマンソン。一度は死刑判決を受けるも、カリフォルニア州で死刑制度が一時的に廃止されたこと終身刑に減刑され服役していたが、現地時間の11月19日(日)に同州の病院で死去した。

マンソンの死を受け、ブライアンは連続殺人事件が起こる1年前の1968年に彼と遭遇したことがあるという、恐ろしい経験を自身のTwitterで明かした。「チャールズ・マンソンが死んだと聞いて、震えたよ。僕は彼が残忍な殺人を犯したちょうど1年前に彼の手の内にいたことがあるんだ。いとこと乗馬をしにスパン牧場に行って、そこでヒッピーたちから"チャーリー"と呼ばれている狂った目をした小さな男を見たんだ」

この体験について、ブライアンは2016年のあるインタビューの中で「僕はチャールズ・マンソンと面と向かって会ったことはないが、君と僕くらいの距離にいたことはあるんだ」と、隣に座っていたインタビュアーに話しかけたことがあるという。「僕らが馬を借りていた時に、若い男、髭を生やした男が、叫びながら来たんだ。"チャーリーが丘の上にいる!"って。それから十数人が走り去っていったよ」

その後、いとこと乗馬を続けていたブライアンは、別の方向に走っていくグループを見かけ、その真ん中にマンソンがいたという。「馬の上には小さくて、髭を生やして、大きく暗い目で、ワイルドな髪型の男がいた。狂気じみていたよ。彼から目を離すことができなかった」

この時の男が1年後に連続殺人を犯したことは、ブライアンにとってはゾッとするようなニュースだったに違いない。(海外ドラマNAVI)

Photo:ブライアン・クランストン
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