人気ファミリードラマ『ブラザーズ&シスターズ』や『ザ・ホワイトハウス』などで知られるロブ・ロウが、米LifetimeのTV映画『The Bad Seed(原題)』で主演&監督を務めるのではないかと米TV Lineが報じている。
ロブが主演してメガホンを取る予定なのは、ウィリアム・マーチの原作を映画化したホラーサスペンス『悪い種子(たね)』のリメイク。1956年に公開されたオリジナルは、1985年に『死の天使レイチェル』というタイトルで甦っている。現時点ではLifetimeが権利を獲得するに至っていないため、ロブが監督する件については決定ではないようだ。
原作の主人公はローダという名の8歳の少女。ある少年が溺死する事故が起きた後に、娘ローダの机の中に少年が持っていた金メダルを母親のクリスティーンが発見し、娘が少年を殺したのではと疑うように。その後、自分に殺人鬼の血が流れていることを知ったクリスティーンは、ローダと共に無理心中を図るが...。
新たなリメイク版の主人公は名前がエマに変更される模様で、ロブが演じるのは少女の父親。オリジナル映画でナンシー・ケリーが演じた母親クリスティーンに当たる役を彼が演じ、学校で娘が悲劇の事故を起こしたと知る...という設定に変更されるそうだ。
ロブが主演するバージョンで脚本を担うのは、ホラー映画『ヴァイラル』で脚本・製作総指揮を担当したバーバラ・マーシャル。ロブは製作総指揮も兼任するとのことで、撮影は2018年上半期にスタートする予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:ロブ・ロウ
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