『アウトランダー』製作者、米Appleのオリジナルシリーズを手掛けることに

『バトルスター・ギャラクティカ』『アウトランダー』の製作総指揮者として、高い評価を得ているロナルド・D・ムーアが、米Apple制作によるオリジナルシリーズを手掛けることになったと、米Deadlineなど複数メディアが報じた。

タイトル未定の同プロジェクトは、宇宙開発競争が終わらなかった世界を描く1時間枠の作品。ムーアは、『FARGO/ファーゴ』『アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件』を手掛けたマット・ウォルパート並びにベン・ネディヴィとともに、企画・脚本・製作総指揮を担う。『スター・トレック』シリーズや『バトルスター・ギャラクティカ』といった宇宙SFドラマに関わってきたムーアが、本作でどんな新境地を開拓するのかが注目される。

なお本作は、オリジナルドラマの制作に乗り出したAppleにとって3つ目のプロジェクトにあたる。ほかに動いているプロジェクトとしては、リース・ウィザースプーン(『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』)とジェニファー・アニストン(『フレンズ』)が製作・出演を務める、モーニングショーを題材としたドラマ。そして、スティーヴン・スピルバーグが1980年代に生み出した人気オムニバスドラマ『世にも不思議なアメージング・ストーリー』の、ブライアン・フラー(『ハンニバル』『アメリカン・ゴッズ』)によるリブートが進行しているところだ。(海外ドラマNAVI)

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