現在公開中の大人気シリーズの最新作『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』。前作『フォースの覚醒』で初登場したカイロ・レンは本作でも重要な役を担っているが、フィル・スゾタック著の公式アートブック「アート・オブ・スター・ウォーズ／最後のジェダイ」には坊主頭のカイロ・レンが描かれており話題となっている。米comicbookが報じた。
本作におけるカイロ・レンのテーマは過去を壊し新たな道を築くことであり、このコンセプトアートでのカイロ・レンがマスクの下でスキンヘッドになっていたのは潜在的にある自身のイメージを覆すためだという。また、頭を剃るという決断は整然としているファースト・オーダーへの反抗心を示している可能性もあるそうだ。
また、前作でレイとの戦いに敗れたカイロ・レンは、額から鼻筋、そして右頬にかけて大きな傷を負っていたが、今作では傷は小さくなり、位置も変わっている。今年4月に公開された予告編でこの変化に気づいたファンから、ライアン・ジョンソン監督のもとに質問が寄せられた。この質問に対し監督は、「傷の位置を少しだけ変えたのは僕の決めたことだ。鼻筋を横切る傷は正直言って、お間抜けに見えたからなんだよ」と答えていた。
本作のPRのために来日していたアダム・ドライヴァーは記者会見で、宇宙で髭剃りはできるのか？ 剃刀はあるのか、といったジョークもコメントしていたが、劇中で演じるカイロ・レンがスキンヘッドになっていた場合その答えが出ていたかもしれない。『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』は全国の劇場で大ヒット公開中。（海外ドラマNAVI）
Photo：アダム・ドライヴァー
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