人生の岐路に立つ36歳の男女を描いた、切なく心温まるヒューマンドラマ『THIS IS US 36歳、これから』でランダル役を演じるスターリング・K・ブラウンが、ニューヨークのブルックリン警察署を舞台にしたコメディ『ブルックリン・ナイン-ナイン』にゲスト出演することが明らかになった。米Varietyが報じている。
2013年より米FOXにて放送がスタートした『ブルックリン・ナイン-ナイン』は、長寿番組になることが難しいと言われているシットコムの中でも高評価を得ており、その年のゴールデン・グローブ賞ではTVドラマ・コメディ部門の作品賞と主演男優賞に輝いている。
スターリングが出演するのはこの春より放送が再開するシーズン5の後半。殺人を目撃してしまうフィリップ・デヴィッドソンという役で登場し、ジェイク(アンディ・サムバーグ『俺たちポップスター』)とホルト署長(アンドレ・ブラウアー『ホミサイド/殺人捜査課』)に一晩中尋問を受けてしまうという。
『THIS IS US』で日本での知名度を上げたスターリングだが、O・J・シンプソン事件を扱った『アメリカン・クライム・ストーリー』では第68回エミー賞のミニシリーズ/テレビ映画部門で助演男優賞を受賞。その翌年には『THIS IS US』の演技で同賞ドラマシリーズ部門主演男優賞を獲得し、2年連続でエミー賞に輝く快挙を果たしている。また、今年は映画界へも本格的に進出予定で、異色のヒーロー、ブラックパンサーを主役としたマーベル映画『ブラックパンサー』や、『プレデター』シリーズ最新作『The Predator(原題)』といった出演作の公開が控えている。(海外ドラマNAVI)
Photo:スターリング・K・ブラウン
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