世界中で大人気の超常現象ドラマ『X-ファイル』でダナ・スカリーを演じてきたジリアン・アンダーソンが、復活版の新シーズン(通算シーズン11)で同役を演じるのはこれが最後だと、衝撃発言をしたことはお伝えしてきた。だが、劇中のパートナーであるフォックス・モルダーを演じるデヴィッド・ドゥカヴニーは、同じような決意をしているわけではないようだ。
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豪News.comのインタビューに応じたデヴィッドは、「前のシーズン10で6話だけだった時より、今のシーズン11で10話やる方がとても幸せだったよ。前のシーズンでは(2002年に放送が終了してから)あまりに間が空きすぎていたし、エピソード数が少なすぎて、最高の出来だったとは言えないと思うんだ」と復活版の2シーズンを比較してコメント。
一方のジリアンは、「これが最後のスカリーなの。今は、色んな役を定期的にオファーされているわ。そういう自由のない状況に自分を縛り付けるのは、非生産的で、自分の気持ちに反していると感じるの」と同作を卒業する理由を語った。
それを聞いたデヴィッドは苦笑いを浮かべ、「フォックス・モルダーに、何度も別れを告げようとしたんだけど、できなかったね。今後、作品が続いても続かなくても、私はどちらでもいいんだ。どうなるか予測なんてできないしね」と、まだ終わりだとは思ってはいないことを示唆。
もし、シーズン12の製作が実現するとしたら、モルダーだけで話は進んでいくのかもしれない?! 『X-ファイル』シーズン11は毎週水曜日、米FOXで放送中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『X-ファイル 2016』
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