(本記事は、『THIS IS US 36歳、これから』のネタばれを含みますのでご注意ください)
時は現代。ランダルの家にケヴィン、ケイト、トビー、ミゲル、レベッカが集って行われたウィリアムの告別式は、彼が二人の孫娘にあてた遺言通りに、風船や花火が使われる明るくて楽しいものに。そんな中、ベスは毎日ウィリアムと一緒にいたにもかかわらず、別れを言えなかったことを悲しんでいたものの、ランダルの辛さを思って口に出していなかった。しかし、告別式で遺族のコメントを求められ、「友人」だったウィリアムとの楽しかった思い出を、涙を流しながら話すのだった。
ケイトはそんなベスの言葉を聞きながら父ジャックを失った時のことを思い出し、取り乱しながら外へ出て行ってしまう。そこへランダルが駆け寄り、昨日ウィリアムとジャックが仲良さそうに話している夢を見たことを聞かせ、安心させてやる。そして、感情は自分の中にしまい込んでしまうのではなく、表に出して愛する人に伝えるべきだとアドバイスする。ケイトはトビーと二人きりになった時に、ジャックの死は自分のせいだと語り出す。
告別式の締めくくりとして、ウィリアムが散歩好きであったことにちなんで散歩に出る一行。レベッカはその道中でランダルに話しかけ、自分がウィリアムと知り合っていたことをずっと黙っていたのは、ランダルが自分から離れていくことに脅えていたからだと正直に告白し、謝罪。ランダルは様々な思いを抱えつつも、彼女を許す。帰宅をしたベスは、メンフィスからウィリアムが出していた、自分あてのお礼の手紙を受け取るのだった。
告別式と同じ日の午後、ランダルのために舞台の初日を棒に振っていたケヴィンは、あらためて初日を迎えることに。今回はソフィーやランダルも駆けつけてくれた舞台は、最後にスタンディングオベーションが起きる出来となる。ただし、ケヴィンが再度見に来てほしいと直談判していた高名な批評家は現れなかった。落ち込むケヴィンの元に電話がかかってくる。相手は有名な映画監督のロン・ハワードで、偶然舞台を見ていたという彼はケヴィンのことを褒め、映画の仕事を持ち掛ける。
ケヴィンの舞台を見終わったランダルは、その足で会社へと向かう。10年もの間、会社のために働いてきたのにもかかわらず自分がアレルギーを持っている梨と印刷されただけのメッセージがお見舞いとして届いたことを話題に出し、今日限りで辞めることを告げる。ウィリアムを称えるために、彼の人生観を自分の人生に活かすことを決めたのだった。
時は過去へと戻り、いよいよレベッカがバンドのツアーに旅立つ日がやって来た。その日、会社でのパーティに参加していたジャックだが、ミゲルから忠告されたこともあり、家に帰ってレベッカを見送ることに。だが、先日の喧嘩の影響で二人の別れの挨拶はぎこちないものだった。レベッカが出掛けた後、ジャックはケイトから、レベッカを車で送らなかったことを責められるとともに、レベッカの晴れ姿を観に行くよう勧められる。
その夜、一人家で寂しく食事をしていたジャックは思い立って車で出掛けるが、向かった先はツアー会場ではなくバーで行われていた会社のパーティ だった。そこで同僚から誘惑されるも、ジャックはきっぱりと拒否。そのまま席を立ち、電話でケイトにアドバイスをくれた感謝を伝えると、酒を飲んだ状態で車に乗りレベッカの元へと向かう。
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Q.第17話「完璧な一日」で最も印象的だったシーンは?
1.ウィリアムの告別式で、ベスが秘めていた思いを語るシーン
2.ランダルが父にならって生きることを決めるシーン
3.批評家の欠席で落ち込んでいたケヴィンに有名監督から映画の誘いが届くシーン
4.レベッカとの関係を修復すべく、ジャックが仲直りすることを決断するシーン
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