『ゲーム・オブ・スローンズ』イヴァン・リオン、『マーベル インヒューマンズ』で"玉座"と"月訛り"をゲット!?

大ヒット大河ファンタジー『ゲーム・オブ・スローンズ』のラムジー役で知られるイヴァン・リオン。彼が、全国のIMAX劇場(一部劇場を除く)で先行上映中の新作ドラマ『マーベル インヒューマンズ』での役作りについて語っているのでご紹介しよう。

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イヴァンが本作で演じるのは、月に暮らすインヒューマンズ(超人類)たちの王ブラックボルトの弟であるマクシマス。正当な王である兄を差し置いて自分が王になりたいという強烈な願望を持ち、玉座を狙っている人物だ。『ゲーム・オブ・スローンズ』きってのサイコパスだったラムジーほどではないものの、目的のためなら血を流すことも厭わないキャラクターを演じている。

マクシマスを演じるにあたってイヴァンが、自身の本来のウェールズ訛りを抑えるという決断をしたことについて説明している。「舞台が月面上なのにウェールズ訛りだと奇妙だから、それを出さないようにしようと思ったわけではないんだ。このキャラクターがどういう話し方をするのか、自分の中で探っていくのはちょっとしたチャレンジになったよ。月に住む人々が皆アメリカ訛りだというのもこれまた偶然の一致に過ぎちゃうけど、それはあまり心配していない。僕のキャラについては、アメリカ訛りのように聞こえるかもしれないけど、月で育ったのだからちょっと"月訛り"にちゃんとしてあるよ」

本作は、最初の2エピソードをIMAXカメラで撮影し、劇場で先行上映するという業界初の試みも話題を集めている。それについてはイヴァンも興奮を隠せないようで、「僕たちにとって、いわば地図のない領域での経験となった。自分たちでもどんな仕上がりになるか分からないから、ワクワクしている」と語っている。

今回届いた場面写真は、彼が演じるマクシマスが玉座に座っているというもの。『ゲーム・オブ・スローンズ』の玉座には一度も就くことのなかった彼が、本作でどんな役割を演じるのか楽しみだ。

また、そんなマクシマスの兄である王ブラックボルトは、小声でささやくだけでも大きな破壊力を持つ声の持ち主であることから、まったく声を発することのないマーベルきっての無口な人物。演じるのは、『サード・ウォッチ』や『イン・ハー・シューズ』で知られるアンソン・マウントだ。

アンソンは、「ブラックボルトは、くしゃみをしただけで世界を半分壊滅させられるぐらいのパワーを持っているからね。この役に僕が惹かれたのは、全く喋らない主人公を演じることに挑戦したかったからでもあるんだ」と役の魅力を語っている。

言葉巧みに味方を増やしていくマクシマスと、黙ってリーダーシップを発揮するアンソンという対照的な兄弟の姿も必見な『マーベル インヒューマンズ』は、第一章が2月8日(木)まで全国のIMAX劇場(一部劇場を除く)にて先行上映中。全エピソードはその後、3月3日(土)よりDlifeで放送、3月10日(土)よりHuluにて配信となる。(海外ドラマNAVI)

Photo:『マーベル インヒューマンズ』
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