セクシーな魔女姉妹の活躍を描く人気ドラマシリーズ『チャームド ~魔女3姉妹~』。2013年に米CBSによるリメイク版の製作が発表されながらも、長きにわたりプロジェクトが頓挫していたシリーズが、本格的に米CWで動き出したことは当サイトでもお伝えしてきた。そんなリメイク版で、主役の一人がLGBTキャラクターに設定されることが明らかとなった。英Digital Spyが報じている。
【関連記事】「CWとはどんなテレビ局?」若い視聴者がターゲットのCW局を深堀り!
1998年から8シーズンにわたり放送されたオリジナル版の主人公は、プルー(シャナン・ドハティ『ビバリーヒルズ高校/青春白書』)とパイパー(ホリー・マリー・コムズ『プリティ・リトル・ライアーズ』)、フィービー(アリッサ・ミラノ『溺れる女たち ~ミストレス~』)で構成されたハリウェル家の3人姉妹。シーズン3で降板したシャナンに代わり、シーズン4からペイジ・マシューズ役でローズ・マッゴーワンが出演していた。
リメイク版で物語の中心となるのは、メル&マディソン・プルイット姉妹とメイシーの3人で、メイシーは姉妹と親戚関係にあるようだ。なんとか人間世界に溶け込もうとするマディソンは、人の心を読む能力を何とか抑えようと必死だが、その力は増すばかり...。レズビアンでスー・ジンという刑事と交際中のメルも、時間を操れる能力を抑えようと努めている。
そして、科学オタクでウィットに富んだメイシーの特殊能力は念力で、大学の研究室で働くために、恋人ギャヴィンと一緒にシカゴのヒルタウンに引っ越して来たという設定だ。製作側は多様性を重視して、主要登場人物の人種が偏らないよう配慮しているとのことだが、現時点でキャスティングは発表されていない。
リメイク版は、米CWの人気コメディドラマ『ジェーン・ザ・ヴァージン』で製作総指揮に名を連ねた、ジェシカ・オトゥールとエイミー・ラーディンが脚本を手掛けることが決まっている。(海外ドラマNAVI)
Photo:『チャームド~魔女3姉妹~』
(c)2014 CBS Broadcasting Inc.