米FOX、映画『バッド・ママ』を基にしたリアリティ番組を製作へ

ミラ・クニス(『アシュトン・カッチャーの70"sショー』)、クリステン・ベル(『グッド・プレイス』)、キャスリン・ハーン(『トランスペアレント』)らが豪華共演しているNetflixオリジナルコメディ映画『バッド・ママ』。米FOXが本作を基にしたリアリティ番組を製作すること分かった。

『バッド・ママ』は、 今年米国で最もヒットしたコメディ映画の1作。仕事に主婦業そして子育てと、休む暇なく働き続けるママたちが、派手に生きながら苦労を跳ね返していく姿を描いたハチャメチャコメディ。全世界の興行収入が1億8000万ドル(約211億円)を超える大ヒットとなった。その後、ホリデーシーズンの母達の苦労をテーマにした続編『バッド・ママのクリスマス』も製作され、2作合わせた興行収入は3億1400万ドル(約340億円)を超えている。

米The Hollywood Reporterによれば、企画は初期段階だという。そのため現在は詳細がほとんど明かされていないが、映画同様に完璧ではない両親と"ママ"の現実に焦点を当てていくという。製作総指揮を務めるのは、『キス&キル』などで知られるジェイソン・ゴールドバーグ。

これまでのFOXでは、同局にて現在放送されている料理番組の『ヘルズ・キッチン〜地獄の厨房』や『マスターシェフ 天才料理人バトル!』、またオーディション番組など、競争・対決形式の番組が多かった。その中で、ドキュメンタリースタイルの本作はFOXに新たな風を吹き込むことになりそうだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:ミラ・クニス ©Kazuki Hirata / HollywoodNewsWire.net
クリステン・ベル ©Izumi Hasegawa / HollywoodNewsWire.net