『SATC』ミランダ役、シンシア・ニクソン、ニューヨーク州知事選挙に立候補を表明!

世界中の女性の憧れとなったセンセーショナルなドラマ『SEX AND THE CITY』の弁護士ミランダ・ホッブス役で知られるシンシア・ニクソンが、ニューヨーク州知事選に立候補する意向を表明した。米Hollywood Reporterなど複数メディアが報じている。

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3月19日(火)、シンシアは自身の公式Twitterに投稿したビデオで、今年11月の同州知事選に民主党からの立候補を考えているとコメント。9月に行われる予備選で、現職のニューヨーク州知事であり、2020年の大統領選候補とも言われているクオモ氏と対決することになる。

2分に及ぶビデオで、シンシアはニューヨーク育ちであることを強調、以下のように述べた。「ニューヨークは私の家そのものです。ニューヨーク以外に住んだことはありません。階段で5階まで上がらなければならない1ベッドルームの家で、私は母と二人きりで育ちました。そして今は母として、自分の子供もここニューヨークで育てています。私自身、公立校の出身で、子供も公立の学校に通っています。現在のニューヨークの子ども達にはないチャンスが、私にはあったのです。私たちのリーダーたちには失望しています。ニューヨーク州は、全米で最も貧富の差が激しい州となってしまいました。半数の子ども達は、貧困線以下の暮らしを強いられています。どうしてこんなことになってしまったのでしょう。私はニューヨークを愛しています。他のどこにも住みたいと思ったことはありません。ですが、変化が必要です。政府が再びきちんと機能することを望んでいます。医療保険制度や大量投獄の見直し、そして地下鉄の修復も必要です。私たち国民のことより、ニュースの見出しや権力に注力する政治家にはもううんざりです。私の名前はシンシア・ニクソン、そして私はニューヨーカーです」

実は、シンシアの州知事選立候補は、昨年夏より噂されていた。Twitterのコメントには、「ニューヨークを愛しています。本日、ここにニューヨーク州知事選に立候補することを発表します」と記載しているが、まだ現時点では正式な書面での立候補の手続きはなされていない模様。シンシアの驚きの声明に、ニューヨーク州バッファロー大学のジェイコブ・ネイヘイゼル教授は、「シンシア・ニクソン氏の勝敗はわからないが、面白い選挙になるでしょうね」とコメントを寄せている。

TVドラマや映画、そしてブロードウェイの舞台など、長年様々な分野で活躍しているシンシア。俳優としての姿は、一時見納めになりそうだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:シンシア・ニクソン
(C)NYKC/FAMOUS