(本記事は、『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン2のネタばれを含みますのでご注意ください)
環境汚染などで少子化が深刻化した近未来を舞台に、妊娠できる女性は、"子どもを産むための道具=侍女"として、新たな法の下で、家族、仕事、財産、人権を奪われ、子どもを産むためだけに生かされるという世界を描いた衝撃的作『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』。本国アメリカで4月25日から配信スタートしたシーズン2のショッキングなポイント8つが、キャストやスタッフの発言によりが明らかになった。米Entertainment Tonightが報じている。
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1.「オブフレッドの運命が明らかになる」
オブフレッド/ジューンを演じるエリザベス・モスは、以下のように語っている。「シーズン2の第1話は、絶対誰も想像できないようなシーンで始まるわ。予想していたこととは全然違うのよ。誰も考えつかないようなシーンだから、とても気に入っているわ」
2.「原作ファンも読めない展開に」
本作は、カナダ人ベストセラー作家マーガレット・アトウッドが1985年に発表したディストピア小説「侍女の物語」をドラマ化したもの。シーズン1までは原作を知っているファンにとって、展開がある程度読めるものだったかもしれないが、シーズン2からはTV版オリジナルのストーリーが展開する。オブグレン/エミリーを演じるアレクシス・ブレデルは、「原作がなかったら、どんな方向にでも話が進むわ。脚本家がどういう風に描くのか楽しみよ」とコメントしている。
3.「数々の疑問点が明らかに」
製作総指揮者のウォーレン・リトルフィールドは、どのようにして、今私たちの知っているアメリカが、この作品にあるようなアメリカになってしまったのかをシーズン2で知ることができると話す。「シーズン1を見て、どんどん謎や疑問点が出てきたはずです。今回、全部ではないですが、いくつかの理由や原因が明らかになります」
4.「リディアおばのお仕置きは続く」
侍女たちを統括するリディアおばを演じるアン・ダウドは、「リディアはシーズン1の最後で失敗を犯したので、それを正すためにまた厳しくなるでしょう」と話している。
5.「コロニーの悪夢を見ることに」
侍女たちが反抗すると送られてしまう"コロニー"と呼ばれる場所。リトルフィールドによると、「恐ろしくて、忘れたくても忘れられないような、でもそれと同時に美しい場所でもある」とのこと。侍女の一人、オブウォーレン/ジャニーンを演じるマデリーン・ブルーワーは、「原作を読んでいるからコロニーのイメージは持っていたけれど、(シーズン2では)すごいのよ! 想像をはるかに超えるほど、気持ち悪くて、美しくて、そして悲しい場所なの」とヒントを述べている。
6.「モイラの新生活」
カナダで新たに生活を始めるモイラについて、演じるサミラ・ワイリーは、「カナダでの難民としての暮らしが始まり、自由を得て喜ぶモイラだけど、家族も友達もいない、誰も知らない、右も左もわからないという生活が始まるの」と、その心の葛藤にも注目だと言及。
7.「セリーナの生活が一変」
ウォーターフォード司令官の妻、セリーナ・ジョイを演じるイヴォンヌ・ストラホフスキーは以下のように述べている。「このシーズンでは、セリーナにとってジェットコースター並みの展開が待っているわ。いろんな変化があって、現実に直面するの。そしてギレアド共和国が自分の本当にいるべき場所なのか、疑問に思い始めるのよ」
8.「心の準備をして視聴を」
エリザベスはシーズン2を「さらに暗くて、間違いなく衝撃的」と表現。また、ニック役のマックス・ミンゲラは、「すごい展開を目の当たりにする心の準備をしておいて欲しい。シーズン2は、シーズン1をステロイドでさらに強化したような衝撃的なものになっているから。予想がつかない展開だよ」と発言した。
シーズン1全話を通して衝撃の連続だった同作。更にパワーアップするシーズン2にも大きな期待が持てそうだ。『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン2は、本国アメリカでは4月25日(水)より毎週2話ずつ配信しており、日本ではHuluプレミアにてシーズン1を全話配信中。(海外ドラマNAVI)
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Photo:『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』
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