人気アクション映画シリーズのドラマ版『リーサル・ウェポン』で、主役コンビの一人であるマーティン・リッグスを演じるクレイン・クロフォード。彼の撮影中の態度が問題となり、同作のシーズン更新が危ぶまれているとのニュースは、当サイトでお伝えしてきた通り。そんな中、クレインに代わる新たな主演俳優が決まったことが明らかとなった。
米TV Lineによると、噂されていた通りクレインはシリーズを降板することになり、デイモン・ウェイアンズ演じるマータフの新たな相棒にキャスティングされたのは、映画『アメリカン・パイ』シリーズのスティフラー役で知られるショーン・ウィリアム・スコット。そして今回、クレインの後釜が決定したことにより、本作はシーズン3へ更新されることも発表された。
ショーンはリッグス本人ではなく彼の兄弟を演じるのではないかとも報じられているが、現時点では彼が演じる新キャラクターがどのように登場するのかといった詳細は不明。放送局である米FOXのマイケル・ソーン社長は、「ショーンは素晴らしいキャストに華を添えることになるでしょう。『リーサル・ウェポン』はアクションとドラマ、楽しさが詰まったシリーズです。デイモンとショーンのコンビを見るのが待ち切れません」とコメントしている。
そんなショーンというと、『アメリカン・パイ』シリーズをはじめ、『ゾルタン★星人』『エボリューション』といったおバカ映画の印象が強いが、チョウ・ユンファ共演の『バレット モンク』、ドウェイン・ジョンソン共演の『ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン』といった映画でアクションを披露してもいる。クレインが見せていたような、マータフとのコミカルな掛け合いだけでなく、アクションシーンにも期待が持てそうだ。
クレインはシリーズの更新について、「キャストとスタッフのみんな、シーズン3への更新おめでとう! ファンのみんな、あふれんばかりのサポートと愛をありがとう。リッグスは夢のような役で、この経験はこれからも俺の中で生き続けるだろう。胸がいっぱいだ。新シーズンに幸運を!」というメッセージをInstagramに投稿している。
『リーサル・ウェポン』シーズン2は米FOXにて5月8日(火)に最終話が放送されたばかりだった。(海外ドラマNAVI)
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『リーサル・ウェポン』
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ショーン・ウィリアム・スコット
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