プリヤンカー・チョープラ、親友のロイヤルウェディング直前に『クワンティコ』が打ち切りに

ボリウッドで40本以上の映画に出演した経歴を持つインドの大スター、プリヤンカー・チョープラ主演のクライム・サスペンス『クワンティコ』。本国アメリカではABCにて4月26日からシーズン3が放送中だが、同シーズンで打ち切りになることが発表された。米TV Lineなど複数メディアが報じている。

ミス・ワールドでグランプリを受賞したプリヤンカーは、本作でインド人女優として初めてアメリカドラマの主演に抜擢され、類い稀な身体能力を発揮してスタント無しでアクションをこなし、アメリカでも一躍トップスターとなった。だがシーズン2を最後に、ニマ/レイナ役のヤスミン・アル・マスリー、FBI長官ミランダ役のアーンジャニュー・エリス、ファームの訓練生ダヤナ役のパール・スシらが一斉に降板。シーズン3からは、新たにショーランナーに就任したマイケル・サイツマン(『コード・ブラック 生と死の間で』)が、テロ事件をメインの題材にしていた同作を国際スパイサスペンスものに方向転換、舞台と設定も一新して新鮮さをアピールしていたが、プレミア回の視聴率は18-49歳層で0.5レーティング、視聴者数は300万人に届かずという結果になっていた。

今回の決定は本作のファンにとって残念なニュースだが、プリヤンカーのファンにとっては朗報がある。5月19日(土)に催される、親友メーガン・マークル(『SUITS/スーツ』)のロイヤルウェディングにプリヤンカーは出席予定。以前、米Peopleのインタビューでメーガンについて「彼女は本当に女の子らしい女の子って感じなの。多くの人がそうであるように、色々なことに関心を持っていて、思いやりがある話しやすい女性よ。メーガンのそういうところが、とても好きなの。これから始まる彼女の新しい人生で、偽りのない彼女の人間性をみながよく知るところになると思う」と語っていた。

主演ドラマが幕を閉じることは残念だが、全世界が注目する親友の結婚式に参列するプリヤンカーの幸せそうな姿が見られるかもしれない。(海外ドラマNAVI)

Photo:『クワンティコ』
©2015 ABC Studios